童謡「赤とんぼ」の三番の歌詞

 

十五で姐(ねえ)やは 嫁に行き

お里の便りも 絶えはてた

 

 

 

 

 

作詞の三木露風の両親は離婚して

露風は祖父の家で育てられた

 

 

「姐や」は祖父の家で

子守奉公していた女中の事

 

「お里のたより」は女中の故郷から

この家に送られてくる便りや

 

時々、故郷に帰ってた女中の

みやげ話だが

 

女中を介して届く

実母の消息だとの説もある

 

 

その便りも

「姐や」の結婚で途絶えた

 

 

 

美しい日本の秋の情景と

悲しい過去の物語りが重なり

日本人の心に今も響く

 

 

 

 

 

 

 

追伸(S.P.)

三木露風の実母は
婦人参政権運動などの
婦人運動家「碧川かた」
(みどりかわ かた)です
 
鳥取藩士(元城代家老)
和田邦之助の次女として
生まれました