ものすごく放置しまくりでしたが、ちょっとだけ再開(?)。

 実はさりげなーく、ちびりちびりと進行してたりして。水面下で。


 「いちおー、お見せできるレベルのものを作れる体制になったよ」との連絡が入り。

 いや、そこまで凝らなくてもいいのに……と、思ってみたら、このクオリティでした。

 その中でもいくつか、ピックアップしてみようかと思います。



□第一話『わたしが生まれた日』より

http://nagatoyuki.info/?SS%BD%B8%2F457

 ※文章は漫画用に書き下ろした原案です。
機械知性体たちの記録保管庫(仮)-本編01

※シーン変更
 何もない708号室の中のふたりのロング。

 周囲を見渡す朝倉。その後ろに長門がぽつりと立つ。
「部屋の作りは同じか」
 
 後ろを振り向きながら、尋ねる朝倉。
「……わたしとあなたの役割分担。それは聞いてるわね?」


 初めて朝倉と長門が出会ったあと、空っぽの708号室に入るシーン。

 さっそく人間らしい生活を送らせたいと考える朝倉の指導が始まります。




機械知性体たちの記録保管庫(仮)-本編02

 真正面から、返答する長門。
「確認している」

 まだ小学六年生のハルヒの描写。
『観測対象はこれより、約三周期後に東中を過程満了した上で離籍したのち』

 北高の遠景ショット。
『通称「北高」と呼ばれる、区分としては高等教育を行う施設に所属する予定となっている』

 教室で、委員長らしく振舞う朝倉の未来予想のカット。
『朝倉涼子は、観測対象と同じ第一学年、第五グループ(クラス)に配属され、対象との直接接触を試みる』
『その際に集団のリーダーに就任するよう情報操作され、信頼を獲得するということらしい』

 教室の人ごみに紛れた長門の、未来のシーン(眼鏡をかけている)。


 これから「涼宮ハルヒの憂鬱」本編にかかる部分の説明を始めています。

 実際には彼女たちが会話でこのようなやりとりをしていたとは考えにくいのですが、

 朝倉が「言葉」で、コミニュケーション実習を始めているという形で書いた記憶があります。

 


 ……とこのような形で、作画が進行しています。

 完成にはまだ時間がかかりますが、ふたりとも納得のいく作りにできたらいいなぁ、と考えています。


 いずれまた、ご報告ができたらいいなぁ、と思います。


 お話だけは考えていた、その後の物語。

 「輪舞曲」最終話からエピローグの間に起こったことを、やはり端末側からの視点で書いてみようという構想のものです。

 主人公はもちろん長門。そして脇を固めるのが、ほかの派閥の端末たち。

 この時、情報統合思念体側は、本体が天蓋領域との直接接触により機能停止状態へ。

 そういった事情によって稼動できるのは「生き残った」代表端末五体のみとなってしまいます。

 (ほかの低級端末たちは機能を著しく制限され、ほぼ休眠状態)。

  『機関』もまた内紛により、古泉の言う「血みどろの抗争」がより深刻化していく。

 結果的に残されたのは、主流派(長門)、穏健派(喜緑)、革新派、そして折衷派の四体です。

 静観派はその特性から表に出てくることはありませんでした。

 

 地球に孤立した形となった「生存者」たちは、独自に生き残る手段を模索し始めます。

 ……そして。



 喜緑江美里はこの状況に危機感を抱き、代表端末たちとリンクではない「人間らしい」話し合いの場を持とうと考えます。

 彼女が勤めている(ことになっている)喫茶店をその会議の場とし、真夜中、端末たちだけの会議が開催されることとなるのですが……。



 以下製作されたABS氏のコメントも交えて解説。


■革新派/聞く気なし
 「なんで呼び出したのか知らないが、とにかくこっちはヒマじゃないんだからとっとと終わらせてほしいんだが」とかなんとか……。

 もうこの時点でこの会合の主旨に 真っ向から否定する勢いの思考 です。


■折衷派/聞いてない。
 ストローでコップの水を吸い取り、くしゃくしゃにしたストロー袋に垂らしてふにゃふにゃ動くさまを見て遊んでいます。

 なにしに来たお前。

 ……というか、設定上、おまえが仕切らなきゃいかんだろうが。


■主流派代表、我らが長門さん。

 ……寝ていますね。

 お前も帰れ。

(思念体の機能停止に伴い、支援が打ち切られたためにバイトしてます。その疲れからお休み中という感じ)


■穏健派の喜緑さん。
 部隊を率いるのは得意そうですが(戦闘経験的な意味で)、朝倉と違ってクラス委員なんかの、誰か意見のある人は~?みたいな、ああいうノリの会話はやりにくそう。
 もっとお上品なのならできそうですが。

 楽しくおしゃべりしませんか? あれ? 話聞いてない?
 ちょっと長門さんなにか言ってくださ……

 ……寝てる…………なにしに来たんですか……。


 おまえらちょっと表出ろ。


 「こんなお話考えてたんですよ」というヨタ話をしたら、ABSさんがおまけ漫画で作成してくれたものです。

 あんまり可愛いのでつい掲載してしまいました。ほんとうにありがとうございます。

 最後の喜緑は怖すぎですが……。



 漫画の方もラフ、ネームなどの打ち合わせが続いており、またそのうちにお知らせできるかと思います。

 また、これらのコンテンツの無断転載、改変は基本的にお断りさせていただきます。

 ご了解ください。


予告編の予告部分のご紹介です。


作:ABS氏



見たとおりのデキです。

もうなんというか、自分のSSではないような感覚が。

このあたりの一番のお気に入りのコマは右ページ1ページ目~5ページ目。

外伝扱いになっている朝倉視点のSSも含まれてますね。


現在、ABS氏が本編第一話~第六話の作成に入ってくださっています。

読んでくださった方はおわかりいただけるかと思いますが、とにかく長いお話なので

具体的にはまだ申し上げられる段階ではありませんが、少しずつ進行はしております。


本SSは長門視点による一人称ですが、漫画化するにあたり外部視点を取り入れることが可能になった、というのは大きな違いになるかと思います。

つまり、朝倉、喜緑、またはほかの端末たちの視点も存在させることができる、ということです。

七月七日、キョンとみくるが訪れた時、一緒にいたはずの朝倉はなぜ姿を見せなかったのか。

ミステリックサイン編で長門と喜緑が東京に赴いた時、ほんとうにSOS団のそばにはインターフェイスたちはいなかったのか。

そういった外部視点が少しだけ登場するという変更を考えています。

大きくお話が逸れることはないと思いますが……。


長門と朝倉の「わずか五ヶ月間の楽しい共同生活」の描写はSSの時よりも増量しようと打ち合わせておりますので、そういう方面(どの方面?)がお好きな方は楽しみに。


なお、配布形式については未定です。

暖かく見守り……っていうか、お待ちいただけるとありがたいです。

結局、自分が一番楽しみにしてるんですけどね。