第9回演奏会後記 by 南流山みさと@演奏会リーダー | 東京ファンタジックブラスバンドのブログ

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ゲーム音楽を吹奏楽で演奏するアマチュア吹奏楽団「東京ファンタジックブラスバンド」のブログです。ホームページはこちら(https://www.t-f-b.org)

第9回演奏会リーダーを務めさせていただきました、オーボエパート南流山みさとです。

去る2月24日、東京ファンタジックブラスバンド第9回演奏会を開催、無事に終演させることができました。
この場をお借りして、ご協力いただいたスタッフの皆様、ご来場いただいた皆様へ厚く御礼申し上げます。

ご協力いただきましたアンケートやSNSでの反応を見る限りでは、概ねご好評を頂けたようです。
誠にありがとうございます。
至らなかった点もあり、ご指摘いただきました点もございました。
真摯に受け止め、次回以降の演奏会に向けて改善できるようにいたします。

ところで、私がTFBに入団したのはちょうど10年前(10年……)になります。
当時からゲーム音楽を演奏する楽団はTFBを含めいくつかありましたが、
近年は公式で演奏会が開催されたり、アマチュアでも奏者を募って一つのゲームを取り上げた演奏会が開催されたりと、
「ゲーム音楽の演奏を聴く機会」が非常に増えてきました。
いち奏者としても市民権を得られたと喜びがある反面、
極端な言い方をすれば「わざわざTFBの演奏会でなくても良い」ことも多くなったように思います。
例えば、演奏技術でいえばプロには及びません。
様々なゲームを取り上げるため、「知っている曲は聞きたいが、知らない曲もあるので行くのに迷う」というのも小耳に挟みます。

そんな中で、わざわざ東京ファンタジックブラスバンド第9回演奏会のために時間を割いていただいた皆様に、
「TFBらしさ」を全力でお伝えすることはできたかなと考えております。
いただいた反応の中に「本当にやりたい曲をやっている印象を受ける」というものがありました。
TFBでは基本的に団員が演奏したい曲を候補に出し、団員全員の投票を行って演奏曲を決定しています。
これもまた「TFBらしさ」の表れだと思います。
「TFBらしい選曲」、「TFBらしい演奏」、「TFBらしい演奏会」。
これらを観客の皆様全員に「正の評価」として受け取っていただけるようにできるかは永遠の課題ですが、
現在伝えられる中で最高の「TFBらしさ」を受け取っていただけたこと、本当に感謝の念に堪えません。

取っ散らかった文章になってしまいましたが、
今後とも東京ファンタジックブラスバンドをよろしくお願いいたします。

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以下は、本当に個人的な感想です。
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「基本的に団員が演奏したい曲を候補に」とありましたが、例外もあります。
近年「演奏会リーダーは好きなプログラムを一つ入れていい」という通例があります。

明らかに浮いている曲がありますね。
このプログラムがお客様に、それ以前に団員に受け入れられるのか、
自分で推薦しておきながら正直なところ不安でした。

ふたを開けてみれば、団長の素晴らしい編曲もあり、
ゲームを知っていた方にはもちろん、ゲームを全く知らなかった方にも好評を頂けたようです。
団員にも気に入ってもらえ(たと思っています)、ゲームを購入してくれた団員もいました。

存在を知っていただけただけでも私は満足です(←どの立場で言っているのか)。
本当にありがとうございました。