思い出した。
子供の頃、「死にたくない」と思っていた。
でも、それが出来ないことも知っていて、
歴史に名を残さないと、
完全に自分がいなくなると恐れていた。
文学者は歴史に名が残るお仕事だと子供の頃思ってた。
しかしながら、そういう者に自分はなれないと気づく。

そのうちに、歴史に名を残そうとしていたことすら忘れていた。
自分がなんで小説めいたものを書くのかその理由を