古都の寺院の隠された真実を求めて-2013112510330000.jpg
「忍性さん~笑顔のお坊さん」表紙

 この日、川西町から三宅町を散策して最後に三宅町の浄土寺を訪ねた事は前に書かせてもらいましたが、そのきっかけは9月9日に近鉄奈良駅前の広場で托鉢活動をされていた浄土宗奈良青年部の方たちとの遭遇でした。

 托鉢の列から離れて喜捨された方に記念品を渡す担当をされていた僧侶に声を掛けさせてもらった所、三宅町屏風にある浄土寺というお寺の副住職だと分かりました。

 三宅町の屏風は忍性菩薩の生誕地で一度、訪ねてみたいと思っていましたので、これも縁だと思い、この日、三宅町の浄土寺をお詣りする事を第一目的に川西町から三宅町を散策させてもらいました。

 浄土寺では住職にもお会い出来て、住職が忍性菩薩顕彰奉賛会の会長をされていて写真を載せさせてもらった「忍性さん~笑顔のお坊さん~」という絵本を監修して発行された事を教えていただき、お詣りした記念に一冊いただきました。

 また2017年7月16日は忍性菩薩の生誕八百年にあたるので、それに向けて忍性菩薩の等身大の木像を製作中である事も教えていただきました。

 こちらは浄土宗のお寺ですが、宗派を越えて忍性菩薩という地元出身の名僧のために活動されている事を知り感動しました。

 9月21日には秋の彼岸会を執り行われるとの事でしたので、その日に再訪する事にしました。