古都の寺院の隠された真実を求めて-201211041341000.jpg
井ノ上住職
古都の寺院の隠された真実を求めて-201211041518000.jpg
妙見堂

 法隆寺から徒歩で移動して午後2時からの現地特別講話に間に合うように法輪寺に到着しました。 

 この日は、法輪寺の住職である井ノ上妙康尼による「法輪寺の妙見堂と妙見信仰」と題した講話で、会場は三重塔北側にテントと椅子を用意してセッティングされた特設会場でした。

 三重塔を背にした井ノ上住職による講話を約30分拝聴した後、受講者は二班に別れ、収蔵庫では井ノ上住職による安置仏の説明、妙見堂では佐藤事務長による妙見堂の説明を入れ替わりで聴かせていただきました。 

 講話終了後、井ノ上住職とお話した時に伺いましたが今から37年前の11月4日、再建なった三重塔の落慶法要が執り行われたそうで、その同じ日に塔の前で講話をさせてもらう機会に恵まれた事をとても感慨深く感じておられました。
 
 私も法輪寺にとってメモリアルな日に井ノ上住職の素敵な講話を聴く機会を持てた事に、このお寺とのご縁を感じて有難いと思わせてもらいました。