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東大寺法華堂 八角二重須弥壇部材の年輪年代調査の記事

 今日、奈良国立博物館で上記の奈良文化財研究所発行のリーフレットを入手しましたが、中のページ2ページにわたって、拡大写真入りで埋蔵文化財センターの児島大輔氏の解説で東大寺法華堂の八角二重須弥壇部材の年輪年代調査の事が紹介されています。 

 西暦729年の年輪年代が得られ、これまで須弥壇と壇上に立つ不空羂索観音菩薩像の製作年代は8世紀半ばと考えられてきましたが、これを20年ほどさかのぼる今回の調査結果は、東大寺の複雑な成立過程を解き明かす新たな鍵となるかもしれませんと書かれています。 

 東大寺の歴史に興味のある方は、このリーフレット必見だと思います。