柴田文江さんは、優れたインダストリアルデザイナーとして、我々が日常生活のあちこちで目にする多くの製品をデザインしてきた。柴田さんは武蔵野美術大学を卒業し、1990年に東芝デザインセンターに入り、その後、自分でDesign 有名なインダストリアルデザイナーである柴田さんが、12月13日に作品集「あるカタチの内側にある、もうひとつのカタチ――柴田文江のプロダクトデザイン――」を出版する。この本では、柴田さんが製品をデザインする時の、製品開発の発想から、何度も検討と修正を繰り返し、最後に決定して生産され、製品が発売されるまでの全過程を記録している。また柴田さんは、作品集の中で自分の言葉で評論を行うという初めての試みを行っている。今回の作品集で紹介された製品には、無印良品の「体にフィットするソファ」、JR東日本の「次世代販売機」など、我々がよく知っている製品も含まれている。 今回の作品集の刊行を記念して、12月14日に東京のサントリー美術館でトークイベントが行われる。柴田さん本人の他、作品集のブックデザインを担当した葛西薫さんが登場する。モデレータは、作品集に寄稿したデザインジャーナリストの藤崎圭一郎さんである。この三人はそれぞれの分野で卓越した才能を発揮している人々であり、彼らのトークイベントはきっとすばらしいものとなるに違いない。プロダクトデザインに興味のあるみなさんは、是非この機会を逃さないように! 会場:東京ミッドタウン/サントリー美術館内 日程:12月14日(金)18:30~20:30 |
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