第37回 竹芝ふ頭 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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【竹芝ふ頭】伊豆や小笠原への玄関口として知られている。帆船のマストを模したモニュメントを中心とした放射状の広場は、なかなか雰囲気がある。石段を上がって海に臨むデッキに出ると、水しぶきを上げて走る汽船や美しいレインボーブリッジが見渡せる。特に夜景はロマンチックな雰囲気いっぱいなので、カップルのデートや結婚式に絶好の場所となっている。


【竹芝の歴史】1923年の関東大震災の時、全国からの救援物資を下ろす場所が東京湾になかったため、政府が埠頭の建設を開始した。1934年に、日の出ふ頭と芝浦ふ頭に次ぐ三つ目の埠頭として竹芝ふ頭が建設された。建設から半世紀経って、施設の老朽化や船舶の大型化などの多くの課題が出てきた。1995年には再開発計画が完成し、新しい客船ターミナルや、オフィス、ホテルなどの商業複合施設が建設された。


【付近の観光ポイント】浜松町から竹芝ふ頭へ行く途中には、個性的な観光ポイントがたくさんある。ポケモンセンタートウキョーでは、ポケモン関連の楽しい商品をいろいろ販売している。四季劇場は劇団四季の専門劇場である。日本の演劇文化の一大拠点であり、「春」と「秋」の二つの劇場がある。「春」では海外の大型ミュージカルのロングランが行われ、「秋」では劇団四季オリジナルのミュージカルやストレートプレイ、海外の名作ミュージカルが上演される。












タイトル:「広場」
場所:都立竹芝ふ頭公園
撮影のポイント:画面の中央にマストがまっすぐ立ち、左右の縄ばしごと共に三角形の安定した構造を作っている。赤い地面が画面の三分の一を占め、三分の二の青空などと呼応して引き立てあっている。
使用フィルタ:Lo-fi+彩度-フレーム(色彩の対比を強調する。フレームを除去して映画スクリーンのような効果を出す。)






タイトル:「倉庫」
場所:鈴江コーポレーション竹芝営業所
撮影のポイント:画面全体がブルーと白を基調としている。テーマと関係のない要素をできるだけ排除した。画面はやや傾斜させ、不安定な感じを出している。赤信号が「画竜点睛」の効果を上げている。
使用フィルタ:Nashville+彩度(ブルーの壁面と壁画を強調する。フレームの装飾効果。)












タイトル:「海へ」
場所:竹芝ふ頭
撮影のポイント:石段の上の展望「デッキ」から見下ろして撮影した。船がまだ来ていない埠頭で、待っているタラップが寂しそうに見える。「田」の字型の構図を採り、画面をシンプルで静かなものにした。
使用フィルタ:Lo-fi+彩度-(海水と埠頭の質感を強調する。フレームの装飾効果。)






タイトル:「四人体制」
場所:都立竹芝ふ頭公園
撮影のポイント:「デッキ」で行われている結婚写真の撮影場面を隠し撮りした。四人の黒服の係員が、白い結婚衣装の新婚夫婦のために設定と撮影を行っている。現代的な世相を感じるシーンである。
使用フィルタ:Inkwell+彩度-フレーム(ドキュメンタリーのような雰囲気を出す。フレームを除去して情報量を増加する。)














東京都港湾局/竹芝ふ頭  http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/yakuwari/port/takeshiba/index.html
 
西新橋通信/東京港の原点 http://www.diaprc.co.jp/nishi/takesiba.html