第36回 日本橋 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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【日本橋の概要】東京都中央区の「日本橋川」にかかる日本橋は、江戸時代の17世紀に建造され、日本の道路網の起点となる青銅の「道路元標」が設置されている。また日本橋は、この橋を中心とした日本銀行本店や東京証券取引所を含む金融街、高島屋や三越などの大手百貨店、および江戸時代から伝わるたくさんの百年の老舗を擁する、銀座に隣接するにぎやかな商業地区も指している。


【日本橋の歴史】1604年に徳川家康が橋を建造した。最初の木質構造のものは消失し、数百年の間にしばしば再建、修繕を重ね、花崗岩の二連アーチ橋となった。1999年に19回目の修繕が完了し、重要文化財に指定された。東京オリンピックのために作られた首都高速道路がこの橋の上を通って景観を損なっており、道路を地下に移す構想もあったが、5000億円の工事予算のために、今も実現が難しい。


【COREDO】この地区の林立する高層建築物の中で、印象が最も深いのはCOREDO(「日本橋」と「室町」の二つがある)である。「CORE」は中心を意味し、「EDO」は江戸であり、「江戸の中心」を意味する造語である。「時を越えて」をテーマとして、衣・食・住・遊の生活の各方面の需要に応えるたくさんの店舗を集めている。百貨店と老舗の名店の伝統を基礎としつつ、現代的な雰囲気も兼ね備えている。











タイトル:「麒麟の翼」
場所:日本橋の上
撮影のポイント:しゃがんだ姿勢で撮影し、有名なテレビドラマに出てくる麒麟像を、高速道路と一緒に画面に納め、対角線の構図で画面に動きと緊張を与えている。
使用フィルタ:Nashville+彩度(「透明に近いブルー」の雰囲気を作り出す。フレームの装飾効果。)






タイトル:「橋の下と橋の上」
場所:日本橋の上
撮影のポイント:首都高速道路が伝統的な名橋を圧迫する代表的なシーン。巨大な道路が画面の三分の二の空間を占め、通行人が下に押さえつけられているようで、非常に小さく見える。
使用フィルタ:Hefe+彩度-フレーム(上部の模様を強調する。フレームを除去して映画スクリーン効果を作り出す。)












タイトル:「栄光」
場所:日本橋三越本店新館
撮影のポイント:日本橋の代表的な建築物の前にしゃがみ、前後に異動して画面の構図を微調整した。斜めの角度で撮影して、できるだけ建築物全体を収めるようにすると同時に、正面からの撮影による平板さを避けた。
使用フィルタ:Toaster+彩度-フレーム(光線の細かい層を表現した。フレームを除去して情報量を増加した。)






タイトル:「のれん」
場所:日本橋三越本店新館
撮影のポイント:現代的な環境の中に和風が感じられる。風がのれんを揺らした瞬間を捉えて数枚撮影し、真ん中の「三越」のマークがほぼ完全な一枚を選んだ。動きの中に静けさを含み、人情味が感じられる。
使用フィルタ:Hefe+彩度+上部のぼかし(のれん内の奥行きを強調した。フレームの装飾効果。)














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