東京ミッドタウン内のデザインハブで、8月17日から9月26日まで「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」の作品展が開催される。日本のデザインの水準を示すこの賞の受賞作品は、長年人々に愛され支持されてきたデザインばかりで、歳月を経ても色あせることがなく輝き続けており、無限の魅力を感じさせる。展覧会では、これまでに受賞した20点あまりの作品が展示されると同時に、デザインを手がけたデザイナーやメーカーのインタビュー映像も上映される。 今回の展覧会では、これまでの受賞作品を三つの大きなグループに分けている。一つ目は「日本から世界に広がるロングライフデザイン」で、その代表的な作品には、白山陶器の「醤油注」、大日本除虫菊の蚊取り線香「金鳥の渦巻」、日清食品のインスタント麺「カップヌードル」、リコーのカメラ「RICOH 今年の10月1日に発表される最新のロングライフデザイン賞候補作も、初めて公開される。展覧会への来場者は、自分の支持する作品にコメントを書き込むことができ、そのコメントが今後の審査に反映される。コメントを書き込めるのは8月31日までである。これは来場者参加型の展覧会であり、新しいロングライフデザイン賞の決定は来場者の感性にかかっているかもしれない。これもまた、本イベントが注目される点である。 東京ミッドタウン・デザインハブ |
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