第11回 恵比寿 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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【恵比寿の由来】1889年にここにビール工場が建てられ、翌年に発売された「ゑびすビール」が大好評だった。間もなく鉄道の貨物駅ができて、「恵比寿停留所」と名付けられた。西口一帯には昔の商店街の面影があり、雰囲気のある立ち食いの飲食店やおいしいラーメン店が集まっている。古いものと新しいもののコントラストに昔と今の変化が感じられる恵比寿は、東京の若者たちが選ぶ「最も住みたい街」で上位に挙がっている。


【恵比寿ガーデンプレイス】1994年に、サッポロ恵比寿工場の跡地に開業した。面積83万平方メートルで、JR恵比寿駅から動く歩道「スカイウォーク」でわずか5分である。超現代的な総合型建築群からは、ヨーロッパの雰囲気が強く感じられる。ガーデンプレイス内には、大手レストラン、デパート、映画館、ホールなどの施設がそろっている。夜には美しいライトアップで、ロマンチックな雰囲気がかもしだされる。


【ヱビスビール記念館】2010年に開館し、日本のビール醸造史とビールの醸造工程をわかりやすく展示しており、ビール製造の科学知識やビールの食文化も学ぶことができる。テイスティングサロンでは各種生ビールや限定醸造のビールを味わうことができ、最もおいしい状態でこれらのビールを飲めるのはすばらしい体験である。おなかがいっぱいになった後は、ミュージアムショップで「ヱビスグッズ」を手に入れることもできる。












タイトル:「恵比寿像」
場所:ヱビスビール記念館
撮影のポイント:展示場所にほどこされているライトを利用して、スタジオで撮影するような効果を作り出す。撮影の時はできるだけ被写体に近づき、テーマに関係のない要素を排除する。
使用フィルタ:Hefe+彩度(光線と色彩の明暗を意識的に際立たせ、像の質感を強調する。)






タイトル:「老夫妻」
場所:恵比寿駅付近
撮影のポイント:通りにかけられた道路標識を裏から何気なく見たら、漫画的な人の姿のように見えて驚いた。紳士と淑女。現代都市の空に意外なカップルが現れた。
使用フィルタ:Earlybird(薄暗い色調を使って、「昔の写真」の雰囲気をかもしだしている。)












タイトル:「亀裂」
場所:恵比寿一丁目
撮影のポイント:できる限りビルに近づき、臨場感を出している。交錯する電線を避けられなかったが、ビルを懸命にしばって支えようとしているようにも見え、かえって雰囲気を強調した。
使用フィルタ:Sutro(画面がセピア色になり、破壊された感じが表れている。フレームの装飾効果。)






タイトル:「一人の街」
場所:恵比寿ガーデンプレイス
撮影のポイント:像を画面の右上に配置し、高い位置から撮影できないという欠点を補った。その結果、画面全体に、見上げる撮影による雄大さと、高いところから見下ろす威厳が生まれた。
使用フィルタ:(Sutro+彩度)×2(フィルタ加工を二回続けて行い、映画的効果を高めた。)














恵比寿ガーデンプレイス http://gardenplace.jp/
 エビナビ http://www.ebisunavi.com/