東京駅のラーメンストリート | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・






関東でエスカレーターに乗る時、左側に立って右側を急ぐ人のために空けるというのは、他人への配慮と言えるだろう。だが関西ではまったく反対で、右側に立たなければならない。「関東」と「関西」は生活習慣の違いがはっきりしているだけでなく、飲食の習慣でも大きな違いがあり、関西は薄味、関東は濃い味を好むという。関西でよく使われる醤油は、塩分は高いが色は薄く、原料や汁の色を変化させないので、ラーメンスープも丼の底まで見通せるほど透明だ。しかし関東では濃い口醤油をよく使うので、スープの色が濃く、丼の底は見えない。関東のラーメンスープの色が濃いというのは本当だろうか?自分の目で確かめたい人は、東京駅八重洲南口地下1階の「ラーメンストリート」に行って確かめてみてほしい。

東京ラーメンストリートには、六厘舎 TOKYO、塩専門 ひるがお、らーめん むつみ屋、蟹専門 けいすけ 北の章、東京駅 斑鳩、麺処
ほん田、ジャンクガレッジ、麺や 七彩TOKYO味噌らーめん 江戸甘の8つの人気店が集まっている。このうち六厘舎
TOKYOは最初、品川区大崎にあったが、大好評でお客が殺到し、店舗の外にいつも長い列ができて、附近の住民に迷惑をかけるので、ここに引っ越してくることになった。この店は、ラーメンのオンライン通販(1食850円、3食2550円)も行っており、楽天市場で60万食の販売記録を打ち立てた。

塩専門 ひるがおの、「環七」ラーメンの名店の滋養豊かな鳥スープと豚骨スープも見逃せない。らーめん
むつみ屋のスープは北海道月形町の水を使っており、東京に暮らしていても本場の札幌ラーメンを味わうことができる。蟹専門 けいすけ
北の章は、ワタリガニで取った独自のスープを使用し、蛋白質とミネラルが豊富である。東京駅 斑鳩は高級魚介類の食材を使用し、麺もスープもたいへんおいしい。麺処
ほん田は店内がバーのようなしつらえで、看板料理は「鳥と魚介の豊潤醤油ラーメン」(850円)である。店内には、女性客がラーメンを食べる時に髪が気にならないようにまとめるためのヘアピンやゴムも用意されている。ラーメンと言えばスープを連想するのが普通だが、ジャンクガレッジはスープのないラーメン(まぜそば)で新革命を引き起こした。麺や
七彩は、調味料を添加していないことを強調しており、ここでは醤油味の正統派、喜多方ラーメンを味わうことができる。8軒のラーメン店は、互いに異なっていて、それぞれが長所を持っており、きっとみなさんの味覚を満足させることができるに違いない。












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東京ラーメンストリート  http://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/ramenstreet/