第1回 東京スカイツリー | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・






【はじめに】旅の写真は風景の芸術写真とは違って、旅程を記録し、記憶を刻み、周りの人と共に楽しむことが主な目的である。だがいつも使い捨てカメラで記念撮影をしているだけでは、あまり面白味も感じられない。iPhoneはこうした微妙な悩みを鋭く感じとって、見事に解決してくれた。プロ級のカメラがなくても、Photoshopがなくても、iPhoneの無料撮影支援ソフト「Instagram」が代わりにすべてをやってくれ、今いる場所のレンズが切り取った美しい瞬間を、Twitter、Flickr、facebookに送って友達とリアルタイムで共有できるのだ。


今週から50回にわたって、編集長がiPhoneを使って撮影した東京の50の観光地をご紹介する。ガイドブックでは取り上げられることもない「豆知識」をお届けし、さらに撮影場所について、そして使用した「Instagram」のフィルタなどについても簡単に説明したいと思う。みなさんの東京の旅に、思いがけない発想やヒントを差し上げられれば嬉しい。さあ、編集長と一緒に、iPhoneを持って東京を歩こう!


【命名に関する「豆知識」】正式名称が決まる前は、仮に「新東京タワー」と呼ばれていた。まず、有識者10名で構成された「新タワー名称検討委員会」が、公募で集まった1万8606件の案の中から6つを選んだ。そして2008年春にインターネット投票を行って、最終的に「東京スカイツリー」に決定した。得票が最も多かった「大江戸タワー」の商標は近くの菓子店が取得しており、3位の「さくらタワー」は高輪プリンスホテルが早くから商標登録していた。「東京スカイツリー」は東武鉄道と東武タワースカイツリーの二社の登録商標である。 











タイトル:「上を向いて」 
場所:錦糸町駅付近 
撮影のポイント:交通標識が対角に伸び、タワーとほとんど並行になっていて、リズム感が生まれている。
使用フィルタ:lomo-fi(青い空に突出する効果を強調)






タイトル:「憧れ」 
場所:東武ホテルレバント東京の屋上 
撮影のポイント:着ぐるみのキャラクターがふと息を抜いた瞬間をとらえ、無表情な顔に表情が生まれている。
使用フィルタ:lomo-fi(フレームの装飾性)












タイトル:「遠くと近く」 
場所:浅草寺 
撮影のポイント:巨大な草履の質感を際立たせ、遠くのタワーにも気を配って、強い対比を創り出す。
使用フィルタ:X-proⅡ(暗部のわずかな光が捉えられ、細部まではっきりわかる)






タイトル:「風に乗って波を切る」 
場所:中央大橋 
撮影のポイント:遠くのヒミコが次第に近づくのを連続で何枚も撮影し、最も気に入ったものを選んだ。
使用フィルタ:Toaster(黄昏の空の色が船体のガラスに映える質感を強調)














東京スカイツリー http://www.tokyo-skytree.jp/ (日、英、中、韓)