「ワイルド・スピードMEGA MAX」のペイントカー | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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世界中で爆発的人気のアメリカ映画「ワイルド・スピード」は、第1作が発表されてから今までの10年間、まったく勢いが衰えないどころか、ますます人気が高まっている。9月末に公開される第五作目は新旧の俳優が登場する集大成であり、本作品シリーズの中で製作費が180億円と最も高い。2001年はアメリカでカーレーシングの最盛期だったが、そのブームに乗って、ロサンゼルスを舞台にし、ストリートレースに熱中するドライバーたちを描いたのがこのシリーズである。小型レースカーに属する日本車も多数登場し、日本のカーマニアたちを夢中にさせている。重要なのは、ストリートレースやスリリングなパトカーのカーチェイスなどにCGがまったく使われていないという点であり、本物の人と車が演じるエキサイティングなシーンこそ、製作チームからファンたちへの最大の贈り物と言えるだろう。


女優の武井咲が8日、東京で行われた公開記念イベントに出席した。彼女は映画で、新米警察官エレナの吹き替えを担当しており、イベントでは自身のイラストが描かれた世界にたった一つのオリジナル・ペイントカーに乗って登場した。そして「自分のイラストがペイントしてある車を初めて見て、本当に嬉しい。BGMと共に登場するなんて、スーパースターになったような気分」と微笑んだ。オレンジの車体が選ばれたことも新鮮に感じたそうで、自分も「ワイルド・スピード」の世界に入れたような気分だと語った。


武井咲は車について詳しくないが、車はたいへん好きだそうで、芸能界に入ったきっかけも、国民的美少女コンテストの賞金200万円で父親にかっこいい車を買ってあげたかったからだというから、なかなかの親孝行である。彼女の父親も「ワイルド・スピード」の大ファンで、この特別のペイントカーのことを聞いて非常に喜んだそうだ。武井咲は現在17歳で、運転免許はまだ取れないが、18歳になったらすぐに取って、最初は可愛い車を買いたいとのことで、またこのスペシャルカーに乗って海外で走ってみたいとも語った。今年の夏、彼女は家族で海にドライブに行ったが、次に遊びに行く時は自分が運転したいそうだ。また彼女は、映画の中では激しいカーアクションが展開し、みんなの期待を上回る出来映えなので、是非楽しみにしてほしいと語った。この映画を見ると、主人公のドミニクのように激走することを夢見る人が多いかもしれないが、これは映画の中の話なので、実際に運転する時は充分安全運転を心がけてほしい。


自作ペイントカーカタログ http://maidservant.dyndns.org/paintcar/