東京の生活を大分析 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・

東京の物価について、東京に来たことのある人の感想を一言で言えば「高い!」であろう。権威ある調査会社ECAのランキングによれば、東京は2010年の調査で、世界で最も生活費の高い都市とされている。この調査は全世界399の都市で128の項目について行われた。このランキングの中では、名古屋が第4位、横浜が第5位、神戸が第7位に入っている。


また、別の2011年の世界の生計費調査では、海外駐在員に対して、世界の214の都市で衣、食、住、家庭用品、娯楽などの200項目の支出を調査しているが、東京はルアンダに次いで世界で2番目に高い都市となっている。日本の物価がこんなに高いのに、日本に旅行したり、留学したり、生活したりする人が多いのはなぜかと言えば、日本の流行やファッションが先端的であること、日本の大学の卒業証書に対する評価が高いこと、日本の生活環境が快適であることなどによると思われる。
 
最近さらに、日本を訪れる別の理由を発見したが、それは何と、日本のものが「安い」からというものであった!台湾の有名な女性向けバラエティ番組で、日本で品質がよくて安い化粧品や服を買う方法をしきりに紹介し、さらには東京限定など、他の場所では買えない最新商品についても伝えているのである。また、中国から日本に行く観光客の話では、国内でデジタル製品や家電などを買うのに比べて、日本では型番が新しいだけでなく、価格も決して高くないのだそうだ。

東京と同様に物価が高い上海と比較すると、上海ではハンバーガーセットが平均293円、コーヒー1杯約524円、映画のチケットが997円、CDが1733円だが、日本のあるハンバーガーセットは400円、コーヒー1杯が300円、映画のチケットが1800円で、二つの都市の物価水準を比較すると、さほどの開きはないことがわかる。もちろん日本には特別高い商品もある。例えばタクシーは初乗り料金が710円で、少し走っただけであっという間に金額が跳ね上がる。また日本の果物は比較的高く、キュウリ3本が100円、普通のイチゴが1パック700~800円だ。


だが詳しく調べてみると、日本の30歳前後のサラリーマンの平均年収は約400万円で、中国の同年代は5万元弱と思われるので、こうして見ると東京で生活するのは想像するほど難しくないことがわかる。 


OKWave東京での生活費について http://okwave.jp/qa/q4372097.html