東日本大震災が発生して約一ヶ月が経ったが、被災地から遠く離れた東京都内にも暗い気分が漂い、街の飲食店や大手百貨店にもあまり人が入らない状態だ。こうした状況が続けば日本経済の停滞を招き、さらには支援の必要な被災地を救う力も失ってしまいかねない。過度な自粛や警戒を続けることに、果たして意味があるのだろうか?
ここ数年、次々とオリジナル商品を打ち出すことに成功し、クリエイティビティに溢れる商品を提供することによって顧客を感動させてきたトレイン社は、震災が起こって以来、災害に対して自社が何をできるかを考えてきた。その結果、以下の三つの行動を行うことを決定した。
1.被災地支援セールを開催し、イベント期間の売り上げの全額100%を寄付する
原宿のトレイン直営店
(東京都渋谷区神宮前3-25-15ダヴィンチ原宿4F12:00~20:00)で、地震のために延期となった原宿セールを4月14日から16日まで、被災地支援セールとして行う。みなさんには大いに消費して、被災地を支援してほしい。
2.オンラインショップ売り上げからの継続的寄付活動
長期的に継続することが大きな災害を支援する鍵である。トレイン社では、今年の12月末まで、毎月のオンラインショップ
の売り上げ総額の10%を義援金として被災地に寄付する。
3.社員の寄付と募金活動
トレイングループおよび社員が、オンライン寄付システム「ジャスト・ギビング・ジャパン」を通じて義援金の寄付を行った。同時に顧客からの寄付も募っている。500円から、クレジットカードで簡単に参加できる。寄付をすると、メッセージと名前(またはニックネーム)が残される。
これら三つの寄付金が、公益社団法人「シビック・フォース」に渡される。「シビック・フォース」は寄付金を受け取るとネット上で発表すると共に被災地に迅速に送り、用途が明確である。
トレイン社と取引のあるイタリアのストッキングメーカーMIMOSAは、トレイン社の取り組みに100万円の寄付を行い、ストッキング5万足以上を無償で提供してくれた。他のイタリアの会社も、次々に商品の提供を決定している。日本から離れたヨーロッパからもこうした積極的な寄付活動を行って、トレイン社に協力してくれているのだ。これらの商品は14日から16日までの全額100%寄付セールで販売される。みなさんも是非、トレイン社と一緒に被災地に愛を届けてほしい。
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