和風のお菓子――関西編 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・

日本のお菓子は一般的に「和菓子」と呼ばれ、餅や饅頭などの日本風スイーツを指す。一説によれば、饅頭は中国から日本に伝わったものであり、奈良に住んでいた中国人、林浄因が日本人に作り方を教えたのだという。毎年4月19日には日本の飲食業界の人々が奈良の林神社に集まって、この饅頭の始祖、林浄因を称える年に一度の祭りが行われる。さて、日本の関西のお菓子を、みなさんはどのぐらいご存知だろうか?


30分かけて焼くたい焼き:なかむら
初めて「たい焼き」という名前を聞いた時、屋台で売っている焼き魚かと思ったが、その後、魚の形をした日本のお菓子だということを知った。日本語の「めでたい」の「たい」が魚の名前と同じであり、吉兆を表現したお菓子である。神戸三宮のなかむらのたい焼きは、餡が独創的で、100%北海道産の小豆を使用しており、焼くのに30分もかける。小豆餡は頭から尻尾までぎっしり入っており、その甘味を十分に楽しむことができる。


抹茶で味わう京の味:中村藤吉
京都に行ったら、宇治を訪ねる時間はなくても、本物の抹茶スイーツを味わえる。京都駅を西改札口方向に行くと中村藤吉京都駅店があり、宇治本店と同じ暖簾を見つけることができる。人気の抹茶とほうじ茶のアイスクリームには厳選した茶葉が使われ、色も香りも失われていない。小豆と白玉が添えてあり、さっぱりした甘さが特徴だ。抹茶にはビタミンCが含まれていて、健康的な飲み物としても女性たちに好まれているという。京都駅店の1階下には、京都駅店NEXTという小さな店舗もあり、座席はないが、入口付近で立って食べてもよいし、歩きながら楽しんでもよい。


昭和風のレモンの味:大阪・五感
レモンはビタミン含有量が高く、クエン酸は皮膚の色素沈着を減らしたり防止したりするので、美白に最適だ。大阪の五感の北浜本館で販売するレモンケーキ、檸檬燦は、昭和時代のレモンの風味を再現している。選ばれた原料は瀬戸内海の岩城島から来ており、日光を充分に浴びたレモンは酸味も爽やかである。ハチミツは東養蜂場からのもので、甘くて質も良い。子供からお年寄りまで楽しめるお菓子だ。


関西ユニークスイーツ http://local.goo.ne.jp/localnews/knswalk_3423/