「チョロQハイブリッド!」誕生 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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株式会社タカラトミーが1979年に初めて発売した「チョロQ」は、全部で3000車種以上あり、累計販売量は1億5000万個に達しており、世界各地で大人から子供まであらゆる世代の人々の人気を集めている。このたび「チョロQ」は、車文化を伝えてきた30年間の貢献に対して、「2009-2010 日本・カー・オブ・ザ・イヤー選考委員特別賞」を受賞することになった。

30年前、スーパーカーによって自動車ブームが到来し、子供たちが自動車に対して夢と憧れを抱くようになった頃、「チョロチョロ走るキュートな車」をコンセプトとして、独特なフォルムと動力を備えたミニカー「チョロQ」が誕生した。発売と同時に小学生の間でたいへんな人気を得て、様々な遊び方が生まれ、1年に1000万個以上が販売された。その後、手のひらサイズの「チョロQ」はミニカーの世界を超え、企業や地域とのコラボレーションによるオリジナルデザインの「特注チョロQ」や「ご当地チョロQ」が次々に生まれた。


21世紀に入ってからは、赤外線で自由にコントロールできる「Micro iR デジQ」、初めての公道を走る電気自動車「Q-CAR」シリーズ、チョロQ型音楽プレイヤー「ミュージックチョロQ」、低価格赤外線コントロールチョロQの「Qステア」などが登場し、時代性や新技術の導入によって、ブランドの社会的地位を確立してきた。また、「チョロQ世代」である大人の男性向きに新しい遊びの提案を行い、「ヘリQ」「Qトレイン」「ロボQ」などを発売して、常に新たな分野の開拓を進めている。


10月24日と25日の二日間、キデイランド原宿店で、「チョロQハイブリッド!」の店頭実演会が行われた。ますます高まる環境保護の動きに対応し、「チョロQ」もついにエコ活動に乗り出したというわけだ。店内には、少年時代に「チョロQ」に親しんだ男性たちとその子供たちが多数集まり、「チョロQハイブリッド!」の走り回る様子に夢中になっていた。外国から来た人々や、テレビ局などのメディア取材も、「チョロQハイブリッド!」の実演を盛り上げた。もともと「Qステア」「ヘリQ」「ロボQ」「QFO」などは外国人の間でも人気があったが、今回の「チョロQハイブリッド!」にも大きな反響があり、お土産としてまとめ買いする人も多く、クリスマスと年末を控えたキデイランドで、さらに華やかな気分を盛り上げることになった。


(C)TOMY 写真提供:キデイランド広報部

キデイランド「チョロQハイブリッド!」 http://www.kiddyland.co.jp/item/new/choroq_hybrid/