粘土でミニチュアフードを作る方法を子供たちに教える「ねんドル(粘土+アイドル)」の岡田ひとみさんは、以前本メルマガの特集
にも登場し、中国の読者の間で大きな反響があったが、最近はどうしているだろうか?台風が去った後の東京の週末に、我々はパリから帰って来たばかりの岡田さんを取材した。
岡田さんは様々な子供番組での活躍を続けるほか、東京・浅草では定期的に、子供だけでなく大人も楽しめるねんど教室を主催している。また、今年は彼女の「粘土作家としての収穫の年」と言えるだろう。「ねんドル岡田ひとみのねんどで食育!ミニチュアフード図鑑」「親子で楽しむ!プチスイーツ・アクセサリー」「ねんドル岡田ひとみの魔法のねんどワールド」の三冊の新しい本を一気に出版し、食べ物以外にも電車や動物などの粘土細工の作り方を紹介して、粘土の世界がまた大きく広がったのである。
作品展も定期的に開催している。今年の八月に東京・逓信総合博物館で行なった作品展では、200ものミニチュアフードを出展した。また、日本全国各地で粘土教室を開き、子供たちに粘土細工の作り方を教えるなど、楽しくて疲れることを知らないといった感じである。ねんドルとしてますます多くの人に知られて人気も上昇し、これまで彼女の仕事に理解を示さなかった両親も、彼女が一生懸命がんばっているのを見て、今では夢の実現を応援し、職場でもそのことを話題にしてくれるようになったという。
将来はどんなミニチュアフードを作ってみたいかと聞かれて、岡田さんは、作りたいと思ったミニチュアフードはもうすべて作ってしまったと語った。しかし、「季節感がある」ことが日本の食べ物のすばらしいところなので、今後は「一年の四季」をテーマとして、季節の食べ物と風景を組み合わせて製作してみたいとのことだ。ねんドルとしての今後の目標については、「粘土教室を日本全国に広げたい」ということをトップに挙げた。その目標が達成されたら、「世界粘土教室の旅」に出て、世界中の子供たちにミニチュアフードを作る楽しみとすばらしい思い出を伝えたいと語ってくれた。
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