厳しい暑さが続いていますが、
ようやくピークは越えたようですね。
日頃は運営へのご理解ご協力、
誠にありがとうございます。
「私、暗記ニガテなんです」
という人がいますが、
あなたはどうですか?
もしそうなら
安心してください、
暗記は誰でもできますよ。
本当に苦手なのではなく、
暗記の正しい方法を知らないだけです。
下記のチェック項目で
自分の取り組み方を振り返ってみましょう。
<NGな取り組み方>
☂隠さずに眺めているだけ
☂1度しか取り組まない
☂別途問題集などの実践で確認をしない
NGな取り組み方の1つ目は、
ノートや参考書の解説のページを
見るだけのようなやり方です。
これでは脳に負荷がかかっていないので
なかなか覚えられません。
2つ目ですが、
1度しか取り組まなければ
あまり覚えることはできません。
小さい頃に
初めて自転車に乗れるように
なった時のことを
思い出してみてください。
1発目でいきなり
スイスイ乗りこなした
なんてことはありませんよね!?
何度も足をついたり
倒れかけたのを
おうちの人に支えてもらったりしながら
徐々に長い距離を
こげるようになったはずです。
このように、
何事も最初からいきなり
カンペキにできるなんてことは
ありえないわけで、
これは暗記や勉強でも同じです。
3つ目に、
一問一答形式だけで暗記しても
不十分です。
いざテストなどに挑んだ時に
「あれっ、何だったっけ?」
という状況に陥りやすいです。
なぜなら、覚えた時とは
出題のされ方が違っているからです。
答えられない場合は、
覚えた時の問題文でないと
対応できないということです。
なので、実践的な問題集も解いて
「実際にはこんなふうに出題されるんだな」と
体感しておく必要があります。
<暗記できる取り組み方>
✿書くか言うかしながら覚える
✿覚えたものとまだのものを把握する
✿覚えるまで反復したり日を空けて取り組む
1つ目に、
暗記の際には
隠してチェックすると
脳に負荷がかかり覚えやすくなります。
また、五感を使うと
覚えやすいと言われているので、
覚え始めたばかりで
まずは眺めるという段階の時には
書くか言うかしながら覚えましょう。
五感のうち多くを使うほど覚えやすいので、
書きながら言うとなお良いです。
2つ目に、
自分が何を覚えて
何をまだ覚えていないか把握すると
効率的に暗記の作業を進められます。
暗記の事柄には
覚えやすいものと覚えにくいものがあるので、
暗記の作業を進めていると
覚えたものとまだのものが
出てくるはずです。
それを把握しておくと
まだ覚えていないものだけ
覚えていけばいいので
1回の暗記にかかる時間を
短縮させることができます。
例えば、何回かチェックして
まだ覚えていなかったものについて
問題番号に印をつけておくと
あとそれだけ覚えればいいということが
認識しやすくなりますよ。
3つ目に、
覚えるまでとにかく繰り返す
ということが重要です。
結局、
「暗記が苦手」と言っている人は
たいてい大した回数
暗記の作業をしていません。
まるで暗記の作業の
回数や時間に制限があるかのように、
一定の量を取り組んだら
終わらせてしまうのです。
ですが、暗記の作業に
回数やかける時間なんて
決まっていません。
21回暗記の作業をして
覚えていなかったけど
22回目の作業で覚えることができた
という人もいます。
なので、何度でも作業しましょう。
「何度もやるのめんどい」
というふうに思うかもしれませんが、
徐々に覚えたものが増えていくので
1回あたりの作業時間は
どんどんかからずにすむようになりますよ。
また、日を空けて
改めて全体をチェックしてみましょう。
そうすると、
思い出せないものが
出てくるかもしれません。
これは
「覚えたつもり」のものが
見つかったということで
たいへん意義のあることです。
テストなどの本番で
答えられないという事態に
ならずにすんだということです。
そして、
思い出せなかったものは
改めて覚えましょう。
思い出せなかったということで
悔しい思いをしていて
強く印象に残っているので、
ここでしっかり暗記の作業をすれば
記憶が強化されますよ。
2学期が始まりますが、
夏休みに身につけた力を
存分に発揮してくれることを
楽しみにしています。
これからも一緒に頑張りましょうね☆