いろいろと意見が別れるのかもしれませんが…半袈裟に関して、自身の考え方を整理したいと思います。

 皆様の参考にも成ればと思い、今回、記事にしました。

 綺麗に纏めきれる自信はありませんが、宜しければ、どうぞご覧下さいませ。

 

 私の場合は5年前、「福島八十八ヵ所霊場巡礼」の折に、可愛い柄の半袈裟を手に入れて、巡礼を始めました。

 ある時、お寺の方に、お茶とお菓子のお接待いただき、いろいろとお話させていただいた折に、上下を逆にしていることを教えていただきました。

 紋が入っていないタイプでした。紐が表面なのは存じておりましたが、半袈裟の生地の合わせ目が大外を向く形(首筋の縦になる辺りで、生地の合わせ目は下側)になるということを理解しました。 

 

 半袈裟についての良い資料と成りそうな動画を発見しましたのでご覧下さいませ。 

https://youtu.be/df7agWf8UEg?si=6OnSgI60W0akImpT 


 …半袈裟もまた『形』ではあるも、「意」の表れだと私は思います。「ご神仏様に向き合います!敬います!」そういう意を表現していると思います。
 その、お袈裟の身に付け方一つとっても、その行者さんの内面を写し出しているのではないでしょうか?

 半袈裟は、ただ付けてれば…本当にそれでいいのでしょうか?


 紋の入っている半袈裟の場合、前面は左右。後ろは中央に紋があり、後ろの紋の向きは、後ろから見て、正しい向きに成るのではないでしょうか?
 個人的に見れる範囲で、いろいろと半袈裟を観察してみました。(後ろの紋の向き(上下)を確り合わせた時には)、やはり、半袈裟の生地の合わせ目は大外を向くようです。(違うタイプの半袈裟がありましたら、ごめんなさい)。
 
 …例えで、大事な紋付き袴の背中の紋だけ180°ひっくり返ってたら?
 それと一緒ではないではないかなぁ?とぼんやり考えました。

 半袈裟を着けたところの写真なども、載っている様ですので、ご参考までに、リンクを貼らせていただきます。


 これも、日々気を付けなくては、気にする習慣もつかないものかも知れません。…何気ない日常の積み重ねですね。
 
 高校時代の弓道部のOBの名言を思い出しました。
  「服装の乱れは、心の乱れ…
   心の乱れは、射の乱れで御座います…」

 これからも、「半袈裟」大事にしていこうと思いました。
 ご覧下さいまして、ありがとうございました🙏