本日は、連日の刈払いの疲れを癒し・・・

 地下足袋と脚絆と、作業服とシャツ類を洗い、今回の主役である刈払機用ハーネスを洗いました。


 苗木に対する下草刈終盤でやっと手に入れたハーネスでしたが、皆伐予定地での刈払いにフル活用できたので非常に助かりました。

 ガッチリ体がホールドされますが、刈払機があまり暴れることもない。刈払機をわざわざ持ち上げなくても難なく二段切りもできる。

 先日、無事に皆伐予定地の刈払いが完了し、ハーネスには感謝の念につきます。




 そして、刈払い作業という事についても、またすこしだけ価値観が変わって来たような気がしました。

 俗人はひとえに刈払いと言えど、個人的には殺生には他ならない(しかし、それが生業)。

 偶然か必然は存じませぬが、他の人ではなく、私の担当区域として、刈ることになったのもある意味ご縁ではないのかと思うようになりました。

 刈った草木が母なる大地に帰り、成仏なさいますようにと祈るのが本来の私のあるべき姿なのかも知れないと思いました。


 そうした意味でも、今回の皆伐予定地における刈払い作業は、植物の命と生業というものを根本から考える機会となった大変有意義な刈払い作業でした。


 明日も、生かされていることを噛みしめ、皆様にとっても大切で濃厚な一日が過ごせますように。