こんにちは。万莉です。
instagramで質問を頂いたので、久しぶりに「質問コーナー」です。
ご質問はこちら。
要約すると、「本に紙ひもをボディに先に縫い付けて入れているものがあります。それよりも、口金にボディを入れた後に紙ひもを入れた方が綺麗にできますか?」
私も沢山の本を買い、他の先生のがま口講座にも何回か参加していて、入れ方が人それぞれ違うことを知っています。
こちらは8月に参加したハルハラ先生の講座で入れたときの写真。
基本的には、やりやすいやり方で入れるのが一番いいと思っています。ただ、ひもを入れる場所は気を付けてほしい。
先に紙ひもをボディに縫い付けて入れる場合、紙ひもは入れ終わった時に口金出口付近に近い場所にくる位置に縫い付けてください。
理由は、奥にいれると口金のヘリとボディが密着しなくなるから。
出口付近のボディと口金の隙間を紙ひもで埋めてボンドで固めると、その部分が固定され動かなくなります。
ですから、紙ひもを先に縫い付ける場合は縫い付ける場所に注意をして頂くといいでしょう。(入れたときに口金のヘリに来るくらいの位置に縫いつけておく)☚大事なことなので2回言いました。w
私は、先に口金に生地を入れてから紙ひもを入れる方が、ボディが奥にグッと入ると感じているのでそうしています。
色々試して自分がやりやすいと思う方法で入れてみてください。ただし、紙ひもの位置は最奥ではなく出口付近に入れてください。
綺麗に作れるかどうかは、紙ひもをボディに縫うか縫わないかが問題ではなく、ボディを左右対称に入れることができているかの問題です。
まとめです。
紙ひもは縫ってから入れても、後から入れても出来上がりは変わりません。
好きな方を採用してください。
ただし、完成時に紙ひもの位置は最奥ではなく、口金の手前側になるように配置してください。