こんにちは、万莉です。
角型もくし型も工程は一緒です。
がまぐち通信3月のがま口の画像を使って再掲致します。縫うところが少ないので手縫いの方にもおススメです。
用意する材料
表布1枚(接着芯添付済み)、内布1枚、口金、紙ひも、ボンド
【使う道具】
裁縫道具一式(ミシンがなくても手縫いで縫えます)、目打ち(または差し込み工具)、ペンチ
①ボディ、表布1枚、内布1枚を用意します。
表布にはアイロン接着芯を貼ります。
②表布を内側がおもてになるように2つに折り、両脇を縫いどまり線まで縫います。
③縫い代はアイロンで開いて両脇と底を縫い合わせます。
この写真は③を底側から見たところです。底中心と脇の縫い線の中心を待ち針で固定し、出来上がり線を縫います。
④先の余分な生地はかさばるので、ハサミでカットします。
⑤両脇を縫って袋状にします。表布と内布を同じく袋にしたら表布のみひっくり返して外表にします。
⑥表布の外側から内布を被せて重ね合わせます。
⑦両脇にある縫い代を縫い合わせて、表布と内布をつなぎます。
⑧外側の内布を開き口からひっくり返し、表布の内側に入れます。
⑨黄色のマルは⑦で縫った部分です。表布と内布の両方共外側に表が出ています。
⑩開き口を外側から縫ってふさぎます。この時、口金に隠れる部分を縫います。
⑪満遍なくボンドを伸ばします。
(金具についた余分なボンドは、すぐにふき取ります。)
⑫ボディを目打ちや工具を使って口金に差し込みます。
この時、口金につける様にボディを奥に押し込んで下さい。
⑬口金とボディの間に紙ひもを入れます。この時は口金の出口付近に紙ひもを置きます。
⑭そのまま口を閉じずに乾かします。口を閉じると奥まで入れたボディが浅くなるので閉じないでください。
⑮口金の角をペンチでカシメます。溝の間にボディがあることを確認してください。クッションの無いペンチはあて布を。
口を閉じて完成です。
出来上がりサイズ:縦9cm×横15cm×マチ5cm
1枚のボディを2つに折って作るがま口ポーチ、工程数が少なく量産にも適しています。
がまぐち通信の3月号の裏に印刷される予定です。お楽しみに。
現在は2月号を同封して商品を発送中です。2月のがま口はこちらでご紹介しています。是非つくってみてくださいね。
■2023年催事のお知らせ
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