ものたりない週末 | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

ものたりない週末

先週は11頭を出走させました。
良い面を再確認させてくれた馬や
反省点も見つかりましたが、
勝ち星を挙げることができなかったので
ものたりない週末となりました。

まずは土曜日の5頭から。

土曜福島2R・2歳新馬(芝1200m)。
マジョラムは15着でした。
少々、急仕上げ気味でレースに挑んだため
最後は息切れしてしまいました。
その点については反省しなくてはなりません。
ただ、着順こそ悪かったものの
道中の行きっぷりはなかなかのパフォーマンスでした。

続いて、土曜東京4R・障害OP(芝→ダート3100m)
初のOP競走となったクリーバレンは4着。
中1週の競馬で
プラス16キロは予想外でしたが
このクラスでも通用する力があるのを確認できました。
また、山本くんも良く乗ってくれたと思います。
今後は年明けのレースを目標にしていく予定です。

土曜東京5R・2歳新馬(芝1400m)。
良血馬で期待していたデラセーラ
レースはスローで逃げるかたちとなり
このまま押し切れると思っていたのですが
15着でレースが終了しました。
芝の適性が無かったとしても
あそこまで負ける馬ではないはずで
正直、敗因はよく分かりません。
今後は芝、ダートどちらの条件で使うかは未定ですが
しっかりと調整し
この馬のベストパフォーマンスを見せたいですね。

土曜東京6R・2歳新馬(芝1800m)。
もう1頭の新馬ライジングエースは8着。
怖がりなところがある馬で
思ったよりも後ろからのレースでした。
ただ、もとから叩いてこその馬と思っていましたし
レース後に三浦くんとも話したのですが
最後までハミを取らずに走り
上位とは差のないレースができたことを考えれば
今後、徐々に競馬になれてくれば、
初勝利の時も近いはずです。
今後についてですが
当日はソエが出ていたのを軽く気にしていましたので
間隔を空けてジックリと調整して使っていく予定です。

土曜福島8R・3歳上500万下(芝2600m)に出走した
ゴールドスパークルは3着。
プラス10キロは問題なく
今回の敗因をしいていうなら
逃げるレースとなり、
他の馬に絡まれてしまう
展開だったことが敗因です。
とはいえ、
この馬の能力を考えれば
押し切って欲しかった。
また、乗り難しいところのある馬ですが
丸山くんは良く乗っていたと思います。
今後はオーナーと相談しますが
もう1回、福島開催を使いたいですね。

続いて日曜日の6頭。

日曜福島6R・3歳上500万下(ダート1150m)。
チェリーブランデーは11着。
馬体の雰囲気は良かったのですが
1150mの距離は少し忙しかったようです。
また、中央のレースではもう少し力をつけないと戦えませんので
今後もしっかりと調教を積んでいき
シッカリと戦える馬体を作っていくつもりです。

日曜東京8R・3歳上1000万下(芝1600m)。
内田くんが再び手綱を取ったパールシャドウは6着。
課題だった返し馬も上手くいったのですが
肝心のレースでは最後まで前が開かず
この馬の力を発揮することが出来ませんでした。
“たられば”をいってもしかたがないのですが
もし、前が開いていれば、
突き抜ける手ごたえだったので
非常にもったいないレースでした。

土曜福島9R・3歳上500万下(ダート1700m)。
イフノットナウは10着。
血統的に距離は持つと思い
この条件を使いました。
レースでは1コーナーで挟まれ
終始リキんで走っていました。
500万の条件は通用する馬なので
もう一度立て直してから
次走については考えていくつもりです。

土曜福島10R・磐梯山特別(芝2600m)。
クロカンブッシュは9着。
追い比べで伸びなかったところを見ると
体調は戻りきっていなかったようです。
全部を立て直す意味でも
オーバーホールに出します。

日曜東京11R・アルゼンチン共和国杯(芝2500m)。
シグナリオは9着。
強いメンバーが揃ったとはいえ
もう少し走れると思っていました。
自己条件で力をつけて
また重賞に挑戦したいですね。

日曜京路12R・3歳上1000万下(芝1200m)。
京都に遠征したレイクエルフは3着。
馬体の雰囲気も良く
イメージどおりのレース運び。
和田くんも上手く乗ってくれました。
やはり、平坦コースはこの馬に合いますね。
3着ということで、次走の権利も取れましたので
次走については、この馬に合った条件を吟味して選択してくつもりです。