模擬レース

一昨日は競馬学校へ
模擬レースの見学に行きました。

昨年の夏から
手塚厩舎で研修している嶋田くんは
３、４着という結果でしたが、
うまく騎乗していましたね。

今年の３年生はみんな優秀ですし、
話題にあがる子もいますが、
そんな同級生に負けないように
切磋琢磨しながら成長してもらいたいです。

そして来春、
無事に騎手免許を取得して
デビューを迎えたあかつきには
ぜひ嶋田くんを応援してあげてください。
よろしくお願いします。

それでは話題を今週末へ。
東京ハイジャンプに登録したクリーバレンが
除外となってしまったため、
今週は出走予定馬は４頭となりました。

まずは土曜東京４Ｒ・２歳新馬（ダート1300ｍ）。
タマモドラムセットがデビュー戦を迎えます。
６月という遅生まれで、
まだ体力がつききっていないのが現状。
追い切りの本数はこなしていますが、
時計がなかなか詰まってこないので、
一度を使っての良化を待ちたいですね。
デビュー戦からいきなりというタイプではないかもしれません。
それでも松岡くんは
いい感触を得ているようですし、
兄姉たちに似て体質面は良さそうです。
お母さんの最後の仔でもあるので、
まずはどんな競馬をしてくれるか見守りたいですね。

東京10Ｒ・秋嶺Ｓ（ダート1600ｍ）では
ディオスクロイが昇級初戦を迎えます。
札幌で勝利した後は
短期放牧を挟んで美浦に戻ってきました。
状態はすこぶるいいですね。
最近ズブさが出てきているため、
初めての準オープンで追走に苦労しそうですが、
しまいはしっかりと伸びてくれるので
直線の長いコースは好材料でしょう。
あとはノドに持病を抱えているので、
当日は湿気の含んだ気候になってほしいですね。
ハンデ58㌔を背負う実力馬もいるように
強いメンバーが揃うなか、
ディオスクロイのハンデ55㌔は悪い材料ではありませんし、
昇級初戦でも上位争いをしてもらいたいですね。

東京12Ｒ・３歳上1000万下（芝1800ｍ）には
パールシャドウがスタンバイ。
札幌シリーズは３、７着と結果は残念でしたが、
調教の動きが物足りなかったことも事実。
今回は緩めることなくビシビシ追い切ってきました。
そのためか先週、今週と動きはよかったですね。
ディオスクロイ同様、
調教の動きが実戦に結びつくタイプなので、
今回は期待できそうです。
東京の芝1800ｍは

春に上のクラスで３着となった舞台ですし、
自己条件の平場のレースなら凡走は許されません。
今回は内田騎手と初めてコンビ。
また違ったパールシャドウの姿が見られるはずです。

日曜は東京４Ｒ・２歳新馬（芝2000ｍ）で
マイネルリシェスがデビューします。
入厩して間もないですが、
ゲート試験もトントン拍子に合格。
当初は翌週の芝1800ｍを予定していましたが、
至極順調に調整が進んだため、
オーナーと相談した結果、
今週デビューすることになりました。
追わせるタイプだと見込んでいるので、
長めの距離は合いそうですし、
父ロージズインメイに
サンデーサイレンスの肌という血統からも
芝2000ｍは問題ありません。
追い切り本数は少なくても
牧場でもしっかり乗り込んでいますし、
なにより実戦にいって良さそうなタイプ。
初戦からいい競馬ができると思っています。
手塚厩舎としても、
マイネルの冠名を送り出すのは初めてのことなので、
好結果を残せるように頑張りたいですね。