芝に対応できれば

当初、今週は７頭で臨むつもりでしたが、
マーシュハリアーは来週に大井で行なわれる交流競走へ予定変更。
そのマーシュハリアーの全弟で、
今週デビュー予定だったシベリアンハリアーは
除外のため初戦は来週以降となりました。
ということで、今週の出走馬は５頭。
重賞に挑む馬、状態のいい馬など
楽しみな面々が出走しますので、
今週も応援よろしくお願いします

それでは土曜から。

新潟１Ｒ・２歳未勝利（芝1000ｍ）に
ビヨンドザリミットが臨みます。
デビュー戦４着以来、
中１週での出走ですが、
レースを一度経験したことで
気持ちが前向きになりましたね。
初戦はフラフラしながら走ったり、
物見も激しかったりと課題が出ましたが、
そのあたりを解消できれば前進は見込めるはず。
千直も２回目ですし、
前走以上の結果を望んでいます。

新潟12Ｒ・３歳上500万下（芝1400ｍ）には
ウィルパワーを送り出します。
前回の函館ではスタート直後に挟まれる致命的な不利。
それでも最速の上がり時計をマークして３着に食い込んだように、
500万クラスをすぐに突破できる能力は持っています。
ただ、函館から帰ってきてからは、
連日の猛暑がこたえているのか、
状態面での大幅な上積みは感じられません。
それでも新潟の芝1400ｍは合っているでしょうし、
前走同様のパフォーマンスを発揮できれば
十分に好勝負できるはずです。

続いて日曜は、

新潟12Ｒ・３歳上500万下（ダート1200ｍ）にデュアルサクセス。
６月の東京以来となりますが、
状態はすこぶる良好ですし、
調教でもいい動きを見せてくれています。
前走の敗因は芝1600ｍの条件が合わなかったもの。
短距離戦での末脚には光るものがありますし、
前残りになりがちな新潟ダート1200ｍ戦でも
展開がうまくハマれば上位争い以上も可能でしょう。
500万下クラスでも通用するはずですし、
ここは楽しみな一戦になりそうです。

そして函館９Ｒ・函館２歳Ｓ（芝1200ｍ）には
ラッシュウインドがスタンバイ。
ダートで新馬勝ちした後は
どのレースを使うか悩みましたが、
一度使った上積みが絶大だったので、
「これを使わない手はない」と重賞挑戦へ。
函館の時計のかかる洋芝なら、
新潟の芝よりも対応できそうですし、
重賞とはいえメンバーは同じ１勝馬たち。
人気はなくても、
芝にさえ対応できれば格好はつくはずです。
けっして楽な戦いではありませんが、
頑張ってもらいたいですね。

函館12Ｒ・３歳上500万下（芝1200ｍ）には
インディゴライトが出走します。
函館開催最終日の最終レースという馬場は
身上の末脚を生かせる格好の条件です。
いつも人気とは縁のない存在ですが、
このあたりでひと泡吹かせたいところですね。
地方から戻ってきて以来、
いい競馬は１、２度とややムラっぽいタイプですが、
今回は好走してくれる順番だという気がしています。