収穫あり | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

収穫あり

今日は北海道で
今年誕生したばかりの当歳馬と対面。
ディープインパクトと
アドマイヤムーンの産駒でしたが、
どちらも手塚厩舎で管理させてもらえそうです。
その仔たちの詳細はまた明日。
それでは先週のレースを回顧です。




土曜東京7R・3歳500万下(芝2000m)の
リーサムキッドは4着でした。
今回は大外枠で出負けしてしまい最後方から。
メンバー最速の上がりで詰め寄りましたが、
スローの展開に泣きましたね。
それでもハミをリングバミに替えたことが効果てき面。
真っすぐ走れるようになったのは収穫です。
距離はもう少し延びたほうが良さそうですし、
今後の楽しみが膨らむレースとなりました。
状態次第ですが、
まだまだ元気があり余っているようなら
近いうちにもう1度、

競馬場へ送り出すつもりです。




東京10R・鎌倉S(ダート1400m)の
デイトユアドリーム(3着)は痛恨の出遅れ。
ゲート内で隣の馬が暴れた影響で
こちらも尻もちをつく格好でスタート。
2冠歩ほど遅れたのは痛かったですね。
時計的には十分勝ち負けできただけに
もったいない競馬でした。
非常に残念ですし、
1番人気にして頂いたファンの方々にも
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
次走は新潟を予定。
1000万下クラスに降級となりますが、
すぐに準オープンに戻れるように調整していきたいですね。




東京11R・欅S(ダート1400m)は2頭出しでした。
まずはグリフィンゲート(14着)。
連勝した頃と比べると
体調は万全とは言えませんでしたが、
それでも4コーナーでは手応えが残っていましたし、
オープン特別なら
十分に太刀打ちできる手応えはつかめました。
今後は準オープンクラスに降級となりますが、
年初あたりからあちこちに痛いところを抱えているので、
ここでひとまずオーバーホール。
しっかりと体調を整えて再出発したいと思っています。
復帰したときには、
より逞しくなった姿をお見せできるはずです。




ゴスホークケン(16着)は逃げる形をとりましたが、
結果的にキツい展開に巻き込まれてしまいました。
今回だけでダートへの適性は計れませんが、
1400mよりは自分のペースで走れるマイル~中距離のほうが
この馬の持ち味は引き出せそうですね。
ここ数戦で繰り返し言っているように状態面はいいので、
次の一戦でなんとか復調のきっかけをつかみたいところです。




日曜東京1R・3歳未勝利(ダート1600m)の
ビジュートップスはいい内容でした。
道中の位置取りもよく、
直線ではしっかりとした伸び。
結果は5着でしたが、
ここに着実に力を付けていますね。
これからローカル開催となりますが、
小回りコースも問題ありません。
近いうちに勝つチャンスが巡ってくると思います。




最後に東京11R・富嶽賞(ダート1400m)の
セイウンアスラン(10着)ですが、
レース中に左脚の飛節を骨折していたことが判明。
骨折は決して軽いケガではありませんが、
今回は全治に1年もかからないのは不幸中の幸いでした。
しかしこれも競馬。
サラブレッドはアスリートで、
他のスポーツ選手同様、
ケガとは常に隣あわせです。
馬は痛いでしょうし
かわいそうでなりませんが、
今はしっかりと休んで、
一日も早くいい状態で競馬場に戻したいと思っています。
復帰した際は引き続き応援よろしくお願いします。