これも競馬… | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

これも競馬…

期待を持って臨んだ先週は惜しい競馬の連続でした。
これも競馬なんでしょうね。

そして1番人気にしてもらった馬が5頭と、
ファンの皆様からたくさんの応援を頂いていただけに、
本当に残念でなりません。
それでも全馬ともに頑張って走ってくれたことは確かです。
次走はもっと上の結果が出せるように、
スタッフ一丸となってうまく調整していきたいと思っています。
ですので先週の結果についてはあまり怒らないでくださいね。



先週は大挙11頭が参戦しました。




まず土曜東京1R・3歳未勝利(ダート1600m)で
メイビーズエイムがデビュー戦を迎えました。
初戦ということで松岡くんも用心しながら乗ってくれましたし、
内容としても次につながる5着でした。
一度レースを経験したことで、
次走は自信を持ってレースに臨めるでしょうし、
上積みも十分に見込めそうです。
あとは馬体が減らないように努めたいところです。



続く東京2R・3歳未勝利(ダート1300m)で
未勝利脱出を図ったマーシュハリアーは2着でした。
昨年12月のデビューからコンスタントに使ってきたので、
ここへ来てさすがに上積みが感じられなくなってきました。
いつも自分の実力を出してくれるとはいえ、
このまま押せ押せで使うのは得策ではないのでここでひと息。
まだ未勝利の身なので長い休養とはいきませんが、
このリフレッシュ放牧を機に気持ちを新鮮な状態に戻して、
次走こそ初勝利をものしたいですね。




東京4R・障害未勝利(芝→ダート3000m)で障害初勝利を狙った
クランエンブレムでしたが結果は2着。
障害転戦して4、4、2着と、

次はさらに上の着順を期待させる内容の連続ですが、
やはり障害レースは脚元への負担もかかるうえに、
この3戦は中2週の間隔で走ってきました。
これからウチの厩舎を支えてもらわなければいけない存在なので、
ここは無理をさせずに当初の予定どおりひと休みさせます。
状態次第ですが復帰時期は夏前を予定。
次走は平地と障害のどちらになるか決まっていませんが、
戻ってきたときは、
引き続き応援よろしくお願いします。




東京10R・府中S(芝2000m)では
今年初戦を迎えたハシッテホシーノは9着でした。
久々でも調子は良かったのですが、
多頭数で外々を回らされたうえに4コーナーでは最後方。
スパッと切れるタイプではないので、
もう少し前めで運んでいたらもう少し違った結果だったかもしれません。
松岡くんにしては珍しく消極的な騎乗でしたね。
このクラスでも十分にやれる器だと思いますし、
もう一度挑戦して、
今度は準オープンでも通用することを証明したいですね。



東京12R・4歳上1000万下(ダート1400m)ではセイウンアスランが2着。
馬体は絞れていましたし、
中山の時よりも状態面は良くなっていました。
今回は勝ち馬の決め手に負けはしましたが、
走破時計は優秀でしたし、
東京ダート1400mという舞台は合っていますね。
調子は引き続き良さそうなので、
状態がいい時にもう一度走らせるつもりです。




新潟では8R・4歳上500万下(芝1200m)に出走したインディゴライトは9着。
向こう正面で他馬に挟まれたのが致命的でした。
次走の優先出走権が取れなかったのは残念ですが、
使った後も元気いっぱいですし、
今は本当に状態がいいんでしょうね。
芝の短距離というのカテゴリーには出走してくる馬も多いので、
次にどこを使えるかはっきりは決めれませんが、
想定表を見ながら選んでいくつもりです。




新潟10R・荒川峡特別(芝2000m)ではゴールドスパークルが3着。
内容は悪くありませんでしたが、
開幕週の新潟は前残りの馬場なので、
もう少し前めで競馬をしても良かったかもしれません。
それでもしっかりと権利を獲得。
次走は東京と新潟のどちらになるかは未定ですが、
近いうちにまたレースに送り出したいと思っています。
クラス編成がある夏のローカルが始まる前にもう1勝したいので、
次走あたりになんとか結果を出したいところです。




新潟11R・鏑矢特別(芝1000m)のレイクエルフは9着。
う~ん、どうしちゃったのかな…。

不利もありませんでしたし、
状態も本当に良かったので敗因がまったくつかめません。
2走ボケなのか、
クエスチョンがつく内容でした。
再度“千直”が使えそうなので、
そこで今回の汚名を返上してもらいましょう。




日曜は東京6R・3歳500万下(ダート1300m)で
デビュー2連勝を狙ったイフノットナウは6着でした。
今回は500万クラスとしては強いメンバーがそろいましたし、
キャリア2戦目だったということを考えれば悲観はしていません。
馬体重こそそれほど絞れませんでしたが、
スタートはしっかりと出てくれましたし、
道中では砂をかぶっても問題なし。
最後の直線ではこちらが思っていたほど伸び切れませんでしたが、
まだ体に弱いとことがあるので
これから芯が入ってくればしっかりしてくればもっと良くなるはずです。
暑い時期が不得意なので、
また秋以降にひと回り成長した姿を見せたいと思います。




東京10R・立夏S(ダート1400m)のデイトユアドリームは2着。
状態はいい具合に仕上がっていましたし、
内容も申し分ありませんでした。
コーナーもいいところを回って、
仕掛けのタイミングもドンピシャリ。
三浦くんはうまく乗ってくれました。
坂で少し伸びきれないところはあるとはいえ、
直線ではいい脚で伸びくれたのですが、
勝った馬にそれ以上の脚を使われては…といったところですね。
これで4戦続けての2着。
本当に一生懸命に走ってくれる馬なのでいつも頭が下がる一方です。
夏前にもう一度使うことになりそうですが、
この馬は夏に強い馬。
適度に間隔を開けながら得意の夏を迎えたいですね。




最後に京都11R・端午S(ダート1800m)に出走したブレイクチャンスは7着。
本来は先行して粘り込みたいところでしたが、
出負けしたために後方からの競馬に。
道中で急かすと掛かってしまうと浜中くんが判断して
折り合い専念の内容になりました。
最後はジリジリと伸びてきたものの、
現状では前に行って粘る競馬が持ち味でしょう。
次走も京都に遠征することになりそうですが、
前走よりもリキみも取れて良化がうかがえましたし
折り合いをつけて前めで運べれば
さらに高いパフォーマンスを発揮できるはずです。