“長老”に頑張ってもらいます

日曜の京葉Ｓには当初、
アイルラヴァゲイン＆グリフィンゲートの“強力タッグ”で臨む予定でしたが、
グリフィンゲートが万全な体調とは言えないため、
今回は回避することにしました。
出走すれば上位争いが見込める存在だっただけに残念ではありますが、
ひと息入れてしっかりと立て直して、
次走へ送り出したいと思っています。
そのグリフィンゲートのぶんも、
今回は手塚厩舎の“長老”に頑張ってもらいましょう。

さて今週はそのアイルラヴァゲインを含む４頭とやや少なめですが、
いずれも楽しみな面々です

土曜は１頭。
福島11Ｒ・奥の細道特別（芝2600ｍ）にクロカンブッシュが出走します。
前走は苦手だった左回りを克服しての４着と、
地力強化を再認識できる内容でした。
前走同様、
今回のメンバーも決して弱い相手ではありませんが、
体調は上向きですし、
福島コースは昨秋に好成績を残している舞台。
展開面で注文がつくタイプではありますが、
ここでも上位争いをしてくれるはずです。

日曜の３頭はすべて中山です。
まず中山４Ｒ・３歳未勝利（芝2200ｍ）には、
３戦連続２着と惜しい競馬が続いているユウガナルがスタンバイ。
「今回こそなんとかしたい」と力が入る一戦です。
状態面はいい意味で平行線ですし、
馬場状態が極端に悪くならなければ好勝負できるはず。
引き続き岩田くんが手綱をとってくれることも心強いですね。

そして中山10Ｒ・京葉Ｓ（ダート1200ｍ）は
“長老”ことアイルラヴァゲインの出番です。
オーシャンＳ、高松宮記念と前２走は芝を走らせましたが、
今回は相性のいい中山のダート戦へ。
ハンデも３走前のジャニュアリーＳ（２着）と同じ

55㌔で出走できる点は好材料です。
ここが今春の最終戦。
この後は春休みに入る予定なので
ぬかりなく仕上げたつもりです。
とにかく不完全燃焼で終わらないように願っています。

締めは中山12Ｒ・中山スプリングプレミアム（芝1600ｍ）のパールシャドウ。
前走はこちらもビックリするほどの末脚で、
この馬らしい走りが戻ってきました。
前走後は馬自身にも自信がついてきたようで、
調教ではすこぶる良い動き。
今回は2000ｍから1600ｍに替わる点がどうかですが、
この馬のスタイルが見えてきましたし、
鞍上の北村くんには

前走のようなパールシャドウの性格に合った好騎乗をしてもらいましょう。