中山でもう１度

先週は勝利こそ逃しましたが、
内容としては収穫の多いレースばかり。
ＧⅠの大舞台に挑んだアイルラヴァゲインも
一生懸命に頑張ってくれました。
応援してくれたみなさんには感謝しています。

ありがとうございました。

その先週は土日あわせて６頭が出走。

土曜は中京に２頭を送り込みました。

まず中京５Ｒ・３歳未勝利（ダート1700ｍ）のビジュートップスは13着。
ちょうど歯がわりの時期と重なって影響か、
道中で右へ右へとモタれて、
位置取りが徐々に下がってしまいました。
それでも直線ではしっかりと伸びてくれましたし、
距離は1700ｍ前後のほうが競馬はしやすそうですね。
着順が着順だけに、
次にレースを使えるまで少し間隔が開きそうですが、
次走も今回ぐらいの距離を使いたいと考えています。
あとは調教時の動きの良さが、
実戦に結びついてほしいところですね。

中京11Ｒ・恋路ケ浜特別（芝2500ｍ）のクロカンブッシュは４着。
結果が出ていない左回りでしたが、
道中はうまく運べたと思っています。
ただこの日の中京コースは外も伸びますが、
内も止まらない馬場状態。
４コーナーで外々を回ったぶん、
勝った馬に内をすくわれてしまいました。
レース後は不良馬場だった前々走後のようなダメージはなし。
次走予定は福島では結果が出るように
中間はうまく調整していきたいですね。
今度は期待していいと思います。

日曜日は中山10Ｒ・常総Ｓ（芝2000ｍ）のパールシャドウが惜しい２着。
もまれ弱い面がある馬ですが、
北村くんがうまくカバーしながら乗ってくれました。
無理に先行しなくても
今回のような差す競馬も合っているかもしれないなと素直に思いましたね。
調教の動きからは体調を把握しずらいタイプですが、
ひと息入れる前にもう１戦使おうかと思案中です。
準オープンでもあれだけ走ってくれましたし、
能力の高さを再確認。
そして私自身、
なによりホッとする内容でした。

中山12Ｒ・４歳上1000万下（ダート1200ｍ）のセイウンアスランは６着。
中京競馬場からのＴＶ観戦となりましたが、
あとで松岡くんと話したところ、
直線で勝ち馬によられてしまったとのこと。
いい枠順でしたし、
期待していただけに残念な結果でしたが
ちらかといえば
力の要るダートのほうが合っているタイプ。
今回のような時計が速くなる馬場状態だと
現状では対応できないところがありますね。
いい結果を出すにはもう少し力をつけていかなければならないので、
期待を込めて

これから鍛えていきたいですね。

そして中京11Ｒ・高松宮記念（ＧⅠ）でタイトル獲りを狙った
アイルラヴァゲインは11着でした。
スタートも決まりましたし、
枠順なりの競馬をしてくれました。
直線を向いたときは「オッ」と力も入ったんですけどね。
今回は１秒２のなかに全頭が入るぐらい能力差がないメンバー。
運が向かないと勝てないんだなと実感しました。
それでも馬は一生懸命に走ってくれました。
状態次第ではありますが、
ひと息入れる前に好相性の中山コースで
もう一戦走らせたいという気持ちがあります。

中京12Ｒ・中京サンクスプレミアム（ダート1700ｍ）のディオスクロイは７着。
同日の準オープンよりも速い勝ち時計でしたし、
今回はこちらが思っていた以上に相手が強かったですね。
ただ砂を被っても
最後までしっかりと伸びていましたし、
前々走で大敗した不安は払拭できる内容でした。
ここへきて着順や内容の良し悪しにムラが出てきたので、
いったん短期放牧に出します。
これから暖かくなってくれば調子も上がってきますし、
戻ってきたときはまた高いパフォーマンスを見せてくれるはず。
そのためにまずは精神面をリフレッシュさせて、
リズムを立て直したいですね。