マルターズビクターに感謝の気持ちを | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

マルターズビクターに感謝の気持ちを

今週はレース回顧の前に悲しいお知らせをお伝えしなければなりません。今週のレースを目標に調整していたマルターズビクターが、27日に馬房で腹痛をおこし急死してしまいました。以前も腹痛をおこしたことがあり、そのときは手術が成功し元気な姿を見せてくれのですが…。

ビクターは、オーナーと一緒にアメリカまで行って購入した思いいれのある馬だったので、急死してしまったことは本当に残念でなりません。今は「いままでありがとう」という気持ちでいっぱいです。


マルターズスクープ(土曜日・福島9R・種市特別)は4着。休み明けでの出走だったとはいえ、馬の状態はよかったので期待していましたが、レースでは少しズブいところを見せていました。勝った相手はたしかに強かったのですが、2着以降との差はそれほどでもなく、次走に期待を抱かせるレース内容でした。ただ、慢性的な脚部不安を抱えている馬なので、今後は脚もとの状態を確認しながら、レースを使っていきたいと思います。


ヒシキャピタル(土曜日・札幌3R・3歳未勝利)は9着。馬っぷりがいいのでもう少し走れると思うのですが、レースになるとまったく気持ちがノッてきません。オーナーと協議した結果、今後は地方で走らせることになりました。


アポインテッドボブ(日曜日・福島10R・鶴ヶ城特別)は、ハナを奪いに行く競馬ができずに14着。自分の競馬に持ち込めなかったとはいえ、ペース的にも前に行った馬がつらいレース展開になってしまいました。次こそは、もっと積極的な競馬を見せてほしいですね。


期待していたシュヴァイツァー(日曜日・札幌12R・3歳上500万下)は5着。初の古馬との対戦だったとはいえ、正直この結果は物足りません。今回は休み明けだったということで目をつぶり、次走での変わり身に期待しています。