この時期は降級馬との力関係がカギ | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

この時期は降級馬との力関係がカギ

今週の我が厩舎からの出走は全部で4頭。初の古馬が相手となるシュヴァイツァー、降級馬との力関係がカギの、マルターズスクープとアポインテッドボブ。どの馬も自分の力さえ出し切れば、チャンスはあると思うので、応援よろしくお願いします。


春の中山以来の出走となるマルターズスクープ(土曜日・福島9R・種市特別)。慢性的な脚部不安を抱えている馬ですが、今週は強めの追い切りができましたし、力の出せるデキには仕上がっています。降級組が何頭かいますが、上位争いを期待したいところです。


ヒシキャピタル(土曜日・札幌3R・3歳未勝利)は、前走が少し緩い馬体だったので、連闘での出走も問題ないと判断しました。今回は芝からダートに戻しますが、馬っぷりからすると、もう少し走れてもいいはずです。


今年に入ってから調子が上がらないアポインテッドボブ(日曜日・福島10R・鶴ヶ城特別)は、勝ち鞍のあるこの舞台(福島・ダ1150m)に復活を狙います。今回はハナにこだわりたいので、自分のペースで行って変わり身のあるレースを見せてほしいですね。


シュヴァイツァー(日曜日・札幌12R・3歳上500万下)は、少し腰の不安があり放牧に出していましたが、状態はだいぶ良化していて、とてもリフレッシュして帰ってきてくれました。古馬相手でもたちうちはできると思いますし、500万クラスにいては困るぐらいの馬だと僕は考えています。久々とはいえ、ここは好勝負を期待しています。