明と暗の週末 | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

明と暗の週末

ダービー当日は8Rぐらいか急に強い雨が降ってきて、競馬場に足を運んだファンの方は、大変な思いをしたのではないでしょうか。あの雨を味方にした馬や、雨に鳴かされた馬。競馬というのは実力だけでなく、「運も味方にしないと勝てない」と、改めて感じた週末でした。


休み明け2戦目のクランエンブレム(土曜日・東京10R・鎌倉S)は6着。外枠から勢いを入れすぎて道中でのポジション取りに脚を使ってしまったため、最後のひと粘りが足りませんでした。もうワンランク上を目指せる馬だと思っているので、次走でさらなる前進に期待したいですね。


長期休み明けからの出走となったブラックバースピン(土曜日・東京11R・欅S)は15着。結果は15着でしたが、無事に走れてよかったというのが本音です。今後の具体的なローテーションは決まっていませんが、脚元の状態を見ながらレース選択をしていきます。


距離を短縮して変わり身を見せてくれたリーサムニューエラ(日曜日・東京4R・3歳未勝利)は4着。今回は終いキッチリと伸びてきてくれたので、短い距離が合っているなと感じました。次走以降もしっかりと体調を整えて、初勝利を狙っていきたいと思います。


日曜日・東京6R・3歳500万下に出走したグリフィンゲートセイウンアスランは、それぞれ3着と11着。グリフィンゲートは状態もよかっただけに2勝目を期待していたのですが、今回は上位2頭が強かったですね。2頭ともソエの影響もあってか、不良馬場を気にして手前の変え方がスムーズに行なえていませんでした。夏の間は治療に専念して、秋以降のレースに備えたいと思います。


惜しいレースの続くディオスクロイ(日曜日・東京11R・富嶽賞)は3着。今回はスタートを決めてくれて、道中もいいボジションでレース運びができました。ただ、3コーナーでの不利が痛かった…。この馬に関しては、運がないとしかいいようがありません。幸い脚元には不安が感じられないので、この春にもう一戦使いたいと思っています。