ホシーノは本当にがんばった! | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

ホシーノは本当にがんばった!

先週は、ハシッテホシーノがオークスで健闘、さらにワールドコンパスが特別勝ちと、収穫の多い週末となりました。これで我が厩舎にとって春の大一番も終わり、これからは夏競馬に向けて気持ちを切り替えていきます。徐々に2歳馬も入厩してきていますし、来年もクラシックに参加できるよう鍛え上げていきますので、ご期待ください。


休み明けのレースとなったチョウノヨウニマイ(土曜日・東京12R・4歳上1000万下)は13着。レースでは折り合いがついたのですが、直線では脚を伸ばすことができませんでした。最近はどうも、持っている力を出し切れません。なんとか浮上のキッカケを掴むため、色々と試行錯誤していくつもりです。


シルバーフェザント(土曜日・中京1R・3歳未勝利)はクビ差の2着。チークピーシーズを着けてのレースでしたが、馬具に違和感をもって馬が混乱してしまったらしく、鞍上の藤田くんには迷惑をかけてしまいました。それでも、わずかな差の2着ということで短距離が合っていると確認することができ、今後につながるレースでした。


これがデビュー戦となったヒシフロンティア(土曜日・新潟4R・3歳未勝利)は12着。少し攻め量が足りなかったため、馬体の締まりがありませんでした。レースを一回使ったことで、これから体が絞れてくると思うので、次走での変わり身に期待したいと思います。


初勝利に期待したスワニー(日曜日・東京1R・3歳未勝利)は4着。正直、この結果には納得できないというか…、もう少し上位で粘ってほしかったですね。距離は若干長い印象を受けたので、次走はベストの力を発揮できる舞台を用意させたいと思います。


ワールドコンパス(日曜日・東京8R・ガーベラ賞)は、好メンバー相手に力のあるところを見せてくれました(1着)。道中でゴチャついてしまい、ハナに立つ競馬でしたが、最後までよく粘ってくれたと思います。今後はひと息入れて秋に備えますが、一戦ごとに力をつけてきているので、今後が楽しみな一頭です。


クロカンブッシュ(日曜日・東京9R・秩父特別)は5着。フケの影響もあり、少し余裕残しの仕上げとなってしまいました。ただ、夏になれば自然と汗をかいて体は絞れてくるので、次走以降のレースに期待したいですね。


ハシッテホシーノ(日曜日・東京11R・オークス)は、最低限の目標だったオークスに出走することができたので、わりと気楽に競馬に入ることができました。結果は8着でしたが、ハイレベルなメンバーが揃ったなか、よくがんばってくれたと思います。秋は自己条件からの仕切りなおしとなりますが、早くオープンに上がって、またこのメンバーでレースがしたいですね。本当にごくろうさまでした。


ハシッテホシーノのおかげで、取材も増え、厩舎を取り上げてくれる機会が多くなりました。これは彼女に感謝しなくてはいけませんね。この経験をいかし、これからも厩舎一丸となってがんばっていきますので、応援よろしくお願いします。