いよいよ秋競馬がスタート | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

いよいよ秋競馬がスタート

 先日のブログでもお伝えしたように、昨日はサンターナズギフト(水曜日・旭川7R)を応援するため、旭川競馬場まで行ってきました。レースの結果はというと、あと一歩届かず悔しい3着。時期的にも今後は未勝利戦がなくなってしまうので、何としてでも勝たせてあげたかったんですが…。ただ、500万クラスでも通用する能力は持っていると思うので、出走できるレースがあれば全力を尽くしたいと思っています。

 さて、今週からは秋競馬が始まり、夏に英気を養っていた馬たちが続々と始動を始めます。そんな中、京王杯AHにはアイルラヴァゲインが出走。また、今週デビューを迎える2歳馬もいるので、とても楽しみな週末となりそうです。

 というわけで、今週の我が厩舎の出走は5頭です。まずはインディゴライト(土曜日・札幌4R)から。この馬も未だ未勝利なだけに、何とかいい結果を残してほしいと思っています。鞍上には三浦くんを確保しましたが、積極的なレース運びでこの馬のベストを尽くしてほしいですね。

 1000万に降級してのレースとなるアポインテッドボブ(土曜日・中山10R)。500万・1000万と連勝で昇級していっただけに、このクラスでのレース経験は少ないですが、能力的には十分通用するはずです。新潟よりも中山のほうが相性はいいと考え、この開催まで待って調整してきました。4ヶ月ぶりのレースでまだ完調とまではいかないものの、この馬の持ち味である先行押し切りのスタイルで、勝ちを狙いに行きますよ。

 2歳新馬戦に出走するマラホフ(日曜日・中山5R)は、チョウカイリョウガ産駒として、初めて中央競馬に登録された競走馬です。調教での動きを見る限り、レースを使いつつ良くなっていくタイプに感じます。ダート適性は高いものがありそうなので、今回は結果よりも内容にこだわって、2戦目以降の走りに繋げていきたいと思います。

 続いてダイイチアトム(日曜日・新潟10R・レインボーS)。前走は展開のアヤで負けたといった感じで、実力的にはこのクラスでも見劣りはしないと思っています。ただ、去年の好調時に比べると、調教での動きは少し物足りません。レース当日までにいい頃の精神状態に持っていき、少しでも上の着順を目指すレースとなりそうです。

 中1週での出走となるアイルラヴァゲイン(日曜日・中山11R・京成杯AH)。この仔は特に気持ちが大事な馬で、何とか最後まで集中力を切らさず走ってほしい! そういう意味では、1200m戦で「ワァー」といくより、マイルのほうが走りやすいかもしれません。3歳時のNHKマイルCや京成杯AHの走りからも、本質的にはマイルまでこなせるはずです。うちの厩舎の看板を背負っている馬だけに、何とかがんばってもらいたいですね。