最高の結果を目指して | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

最高の結果を目指して

77a2f4f8.JPG 今日の日差しは暖か。昼間は体を動かすと汗ばむほどでした。いよいよ春近し、ですね。

 今週の我が厩舎は、重賞・オーシャンSの2頭出しなど、6頭が出走。すべて土曜日のレースです。

 ニシノアレックス(中山4R)はこれが障害初戦。以前にお話ししましたが、障害センスのある馬なんです。休み明け、強いメンバーと決して楽な条件ではありませんが、上位争いをしてくれれば……と思っています。

 シグナリオ(中山10R・両国特別)は中1週のレースですね。前走が久々でコンマ2秒差の6着ですから、上積みを加味すれば期待は膨らみます。
 鞍上に逆らって最後のツメが甘くなるところは、今回から装着するブリンカーでカバーできれば。距離短縮も、その効果で行きっぷりが良くなれば対応できるでしょう。手強いライバルはいますが、頑張ってもらいたいですね。

 ヒシハイグレード(阪神10R・武庫川S)の前走は4着と、久しぶりにこの馬らしさが見られました。体調は引き続き好調。ここ最近の暖かさで馬体が絞れて、むしろ上り調子かもしれません。この馬は、とにかくゲートがポイント。そこさえ上手くいけば、前回がフロックではなかったと証明できるはずです。

 レイクエルフ(中京10R・はなのき賞)の追い切りは抜群の動きでした。坂路で4F50秒台、1F11秒台と、時計も良好。ここ最近で最も良い状態といえるでしょう。
 坂のない平坦コースで1200mですから、条件はピッタリ。前走のようにロスのない競馬ができれば、とかなり期待しています。あとは、この時期の中京だけに、真ん中より内の枠がほしいですね!

 最後は、オーシャンS(中山11R)のアイルラヴァゲインブラックバースピンについて。

 この中間、ラヴァゲインは強めの調教で調整してきました。その効果か、最終追い切りでは久々に走ることへの前向きさが感じられたんです。状態は前走以上、できることはしました。あとは馬の力を信じるだけです。

 ブラックバーは、休み明け、初の中山1200mと壁は多いのですが、グングンと成長しているだけに乗り越えてくれると思っています。追い切りの動きは及第点、息づかいも十分。体重はプラス10キロ程度と思いますが、成長分でしょう。いまはラヴァゲインと同等の力を持っていますから、こちらも楽しみなんですよ。

 昨年はラヴァゲインの嬉しい重賞初制覇となったオーシャンS。ゲンのいいレースだけに、今年も最高の結果を期待しています!


※写真はブラックバースピン。青毛の男前です。