2008年のラストスパート! | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

2008年のラストスパート!

 今週から始まる中山開催を最後に、長かった今年の競馬界もいよいよ大詰めを迎えます。我が厩舎もラストスパートをかけるべく、好調な4頭がスタンバイしました。

 これがデビュー戦となるスピードスクエア(日曜日・中山6R)は、入厩してからデビューに至るまで、順調に調整を進めることができました。調教の動きもひと追いごとに良化して、初戦から力を出せる状態に仕上がっています。上手く先行できれば、上位争いも期待できると思いますよ。

 クランエンブレム(日曜日・中山10R・アクアラインS)は、前走から少し間隔は空いているものの、好調をキープしています。前走は休み明けを使ってからの連闘で、馬も力を出し切れず不完全燃焼なレースとなってしまいました。今回はキャリア初となる1200mのレースを選択。去年と比べると気性が変わってきていて、現状はベストの舞台を模索中といったところです。準オープンクラスなら能力は上位だと思っているので、前半でうまく流れに乗れればチャンスは十分にありそうです。

 前走、約2カ月ぶりのレースを3着と好走したクロカンブッシュ(日曜日・中山12R)。1週間待って、来週の中山で行なわれる牝馬限定のマイル戦を使うプランもありましたが、牡馬が相手とはいえ距離適性を考えてこのレースを使うことにしました。前回よりも厳しいレースになるかもしれませんが、自分の競馬に徹してがんばってほしいですね。

 クロカンブッシュと同じレースに出走するシグナリオ(日曜日・中山12R)。前走は大幅なプラス体重での出走となったものの、上位と差のない競馬で、改めて能力の高さを示してくれました。休み明けを使った反動も少なく、この中間はじっくりと調整をすることができたので、開幕週の馬場を味方に、この馬の持ち味である先行押し切りのスタイルで上位進出を狙います。