２歳馬が走る週末はドキドキです。

　今週は厩舎期待のプレジャーランがいよいよデビューを迎えます。また、先週の２歳新馬戦を使ったマラホフも連闘で出走。今週の出走は全部で３頭しかいませんが、２歳馬たちがどんな走りを見せくれるのか、期待と不安が入り混じった週末となりそうです。

　連闘での出走となるマラホフ（土曜日・中山１Ｒ）は、先週のブログでも書いたようにレースを使いつつ良くなっていくタイプ。とにかく経験を積ませることが、今は最も重要なことだと考えています。１度使ったことで馬自体に素軽さが出てきており、前走よりは力の出せる状態に仕上がっています。

　続いてこれがデビュー戦となるプレジャーラン（日曜日・中山４Ｒ）。将来は我が厩舎の“屋台骨”になってほしいと、期待を懸けている１頭です。牧場先でもしっかりと乗り込んできたようで、入厩してからも順調な調整をすることができました。自らトレーニングセールに赴き、オーナーと一緒に「これは走る！」と発掘した馬なので、デビュー戦Ｖに向けて万全の体勢でレースに臨ませてあげたいですね。

　１０００万クラスでも自分の走りができるようになってきたクロカンブッシュ（日曜日・札幌１１Ｒ・おおぞら特別）。“札幌芝１８００ｍ・牝馬限定戦”は、前走と同じ条件になります。今回は札幌２開催目で馬場が少し荒れてきており、しまいを生かす競馬が持ち味のこの馬にとってチャンスは十分。短期放牧明けとはいえ、展開が味方すれば上位争いも期待できますよ。