前向きに、次につなげる。 | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

前向きに、次につなげる。

 先週は土日で6レース。ひとつずつ、振り返っていきましょう。まずは、先週デビューした新馬2頭から。

 シャンディガフ(土曜・中山3R)は8着でしたが、内容的には頑張ってくれたと思っています。レース振りからは、平坦コースの方がいいのかな、という印象を受けました。レース後のダメージもなく、馬体がもっとフックラとしてくれば、より期待できそうです。

 ハチノヨウニサス(土曜・中山6R)は2着。スローペースのなか、上手く流れに乗ってくれたように、レースセンスのある馬ですね。逃げ切った勝ち馬からは少し離されましたが、仕上がりの良さを生かして頑張ってくれました。今後は、ツメの甘さが解消され、最後のキレが出てくれば、もっといいと思います。調教でも一生懸命頑張っていたこともあり、一度ひと息入れる予定です。芝のマイルは合っていそうなので、次も同条件を使いたいですね。

 マルターズビクター(土曜・小倉6R)には期待していたのですが、勝ち馬と0秒1差の3着。勝負所でいいスペースがあったのですが、1着馬に先に入られてしまった分の差でしょう。デキが良く自信があっただけに、悔しいです。今回は長距離輸送でもプラス体重でしたが、もっと絞りたいところですね。次走は東京開催を予定しています。

 日曜日はサンターナズギフト(中山3R)が3着。前走もそうでしたが、強敵を自分から負かしに行く、キツいレースをしました。こういう時は、馬にもストレスが溜まるもの。惜しいレースが続いている流れを、いい方向に変えるためにも、ひと息入れてあげようと思います。

 セイウンタナビク(日曜・中山4R)は3着。今回から着用したチークピーシーズ、また右回りにかわったことも好材料でしたが、まだ自分から行こうという気が薄いですね。この馬の潜在能力を考えれば、この結果に満足はできません。幸いレース後も順調ですので、次走以降、さらに力を出せるように頑張っていきたいと思います。

 前回で紹介したブログの馬(↑)、クロカンブッシュ(日曜・中山12R)はもう少しで3着もあったという、大健闘の内容。時計のかかる馬場状態だったのも良かったのでしょうが、牡馬相手にこのレース振りですから、評価できます。次は牝馬限定戦で、もっと上を目指したいですね。

 勝ち星こそ挙げられませんでしたが、クロカンブッシュのように収穫のあるレースをしてくれた馬もおり、次につながる週末だったと前向きに考えています。この流れで、そろそろ両目を開けたい(2勝目)ですね!