さて、広島の呉市にある
大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)に
やってきました。
2005年(平成17年)に開館した
大和ミュージアムは、戦前・戦後の
呉市における船舶製造技術を
主たる展示内容としており、
戦艦大和を建造した軍港がある
日本一の海軍工廠の街として栄え、
戦後は世界最大のタンカーを数多く建造する
明治以降の呉の歴史と造船・製鋼を
始めとした各種の科学技術を
紹介する博物館なのだそう。
それでは館内に入ってみましょう!
館内に入ってすぐ左側には
ミュージアムショップがあり、
右側には券売機がありました。
私は企画展も見る事ができる
セット券(800円)を購入。
企画展入口↑
企画展では日本海軍と航空母艦について
学ぶ事ができました。
企画展を出た後は
大和ミュージアムのシンボル、
10分の1戦艦大和を見て、
常設展の呉の歴史コーナーへ。
呉は東洋一の軍港、
日本一の海軍工廠の街として戦前は栄え、
戦後は戦前から培われてきた技術が
新しい技術と結びつき、
世界最大のタンカーを数多く建造する
有数の臨海工業都市として
発展してきたとの事。
また、日本最大の海軍工廠があったので、
アメリカ軍の空襲の標的となって
14回にもおよぶ空襲を受け、
うち6回は特に激しいものだったのだそう。
そういう歴史もあってか、
平和産業港湾都市として
再生したみたいです。
呉の歴史コーナーを見学後は、
館内から港に停泊しているコンテナや
館内にあるコンテナの模型を見て、
大型資料展示室へ。
大型展示室では様々な魚雷や
特殊潜航艇「海龍」(後期量産型)、
零式艦上戦闘機六二型などが
展示されており、
館内を順路に沿って進み
階段を上がって行くと、
大型資料展示室を
一望する事ができました。
その後は戦艦の
特別展示ギャラリーを見て、
3階にある船をつくる技術コーナーへ。
船をつくる技術コーナーでは
船が浮くしくみなどを
体感しながら学ぶ事ができ、
操船シミュレーターの他、
波の性質を学べる実験水槽、
科学の不思議を体験するサイエンスショーや
工作教室など、様々なアトラクションが
あるので子供達も喜びそうです。
船をつくる技術コーナーを見学後は、
未来へという地球や宇宙に関する
科学技術のこれからや、
名誉館長等による
未来へのメッセージなどが
展示されているコーナーへ。
奥にある大和シアターでは、
JAXAなどの映像資料や新CG映像による
戦艦大和の建造プロセスなどを
上映していました。
その後は
海上自衛隊呉史料館 (てつのくじら館)や
港周辺がよく見渡せるテラスへ。
テラスは開放感があり、
頬を撫でつける
涼しい風が心地良かったです。
そして階段を下って1階に降り、
ミュージアムショップに
立ち寄った後は館内を出る事に。
ってな訳で、これにて大和ミュージアムの
散策は終了~。
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