いつもご覧いただき有り難うございます。

今回は、投稿207回目ということもあり、C11の207号機が牽引する『SLニセコ号』です。当列車は、JR北海道が2000年から2014年まで運行していた札幌駅から函館本線・蘭越駅を往復する臨時の観光列車です。(両端駅とも最終運行時のものです)

ATS(自動列車停止装置)の搭載を国土交通省に求められたものの、それが困難なため列車の運行を取りやめることとなり、残念な結果となってしまいました。JR北海道は、動態保存しているC11が2機あり、171号機を残して、207号機を東武鉄道に貸し出すこととなりました。現在、207号機は下今市機関区をベースに『SL大樹』等を牽引しています。

筆者の撮影は、ラストシーズンの2014年9月の1回限り、またまた蔵出し写真ですが、最後までご覧いただければ幸いです。

 

207号機の外見上の最大の特徴は、ヘッドライトが2基装着されていることで、『カニ目』と言われていました。これは、海岸線で濃霧が発生する日高本線で活躍していた名残です。

 

小樽を出発すると、すぐにキツい上り勾配です。

 

 

その後も、上り勾配は続き、爆煙ポイント多数の『山線』です。

 

 

 

 

 

 

人気の定番撮影地、通称『200KP』

この日は、観光バスで乗り付けた道内の写真愛好家の方々を含め約100名のお出迎えとなりました。

 

 

 

 

残念ながら、ご機嫌斜めな羊蹄山をバックに、ニセコ駅を出発します。

 

先行き不透明ですが、北海道新幹線・札幌延伸が実現すると小樽-長万部は廃止となる公算大で、数々の撮影ポイントがあるだけにとても残念です。

 

以上、ご覧いただき有難うございました。

またのお越しをお待ちしています。