2019年11月9日、10日に愛知県のナゴヤドームにてにて、『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Funky Dancing!』が開催されました。

今回私は両日ビューイングでの参加です。
いつかは関東外の会場にも行ってみたいですが、仕事の関係もあるので中々難しいというのが実情です。

では今回の感想に移りたいと思います。
『ミラーボール・ラブ』から始まった今回のライブですが、楽曲全体を通すと久しぶりに聞いたと感じる曲が多かった印象です。
オリジナルバージョンではなくリミックスとしての披露となった『ミツボシ☆☆★』と『ショコラ・ティアラ』や『Can't Stop!!』、『ヴィーナスシンドローム』、『2nd SIDE』は本当に久々に感じました。
欲を言えばミツボシ☆☆★が大人しめのアレンジだったのでオリジナルを聞きたかったというのも正直あります。
でも、2nd SIDEで久々の虹色橋が出来たので満足度は高いですね。

この他にも聞きたかった曲も多数聴くことが出来ました。
ざっくり並べると

『未完成の歴史』『空想探査計画』『バベル』『青空エール』『スパイスパラダイス』
辺りですね。

空想探査計画はCDだと子供たちのコーラス部分を是非やってみたかったので披露されたのが非常に嬉しかった記憶があります。

青空エールも元々サガン鳥栖とのコラボ曲なので披露される可能性は低いと思っていましたが、まさかやってくれるとは。

こいっちゃんがキックオフと言いつつボールをけり上げるしぐさをしていたのが印象深いです。
すっごい足上がるのね、こいっちゃん。

スパイスパラダイスに関してもカレーメシの曲というイメージが強いので歌詞がデレステで変わってどうなるかと思いましたが披露してくれたのは嬉しかったですね。
ただ、コールは覚えきれていませんでしたw

今回のライブも幕張と同様に『ユニットで殴る』ライブだったと思います。
初日にショコラ・ティアラを歌った『CANDY ISLAND』に始まり、PROUST EFFECTを『イノセント・アニマ』が、Can't Stop!!を『セクシーギルティ』が、Hotel Moonsideを『FrenchKisS』が歌ったように、ここに書いていないだけでももっとあったと思います。
更にユニット曲をオリジナルメンバーで披露もされました。
『モーレツ★世直しギルティ!』、『クレイジークレイジー』、『Sunshine See May』、『バベル』、『Needle Light』等様々ですが、幕張のセクシーギャルズと同じくサプライズ披露されたのが『デア・アウローラ』の『Secret Daybreak』でした。

私は以前デレラジにドット絵を投稿した際に、ゲーム内のユニットでキャラを固めて配置していた関係で担当外のユニットもいくつか覚えており、デア・アウローラはまさにこの組み合わせで配置をしていたのでイントロが始まりあやっぺと飯田氏以外に人がいない事を確認した時点で『デア・アウローラの新曲』であることを察知しました。
この時の鳥肌はすごかったです。
 

セクシーギャルズは以前にもライブでTOKIMEKIエスカレートを披露したりと記憶に残りやすいユニットでもありますが、デア・アウローラは担当外の認知度は正直低いユニットであると思いますので、担当外でそれが分かった時の衝撃たるや。
 

楽曲は陰と陽での歌い訳といった感じでシンデレラにしては珍しくコーラスというよりは同時に違う歌詞と音程の主旋律を歌うといった感じですね。
美波が高音で奏が低音になるわけですが、これ生で歌うのはハードル高いし難しいと思います。
実際、ビューイングで聞いた当初は音が少しあっていないと感じました。
でも、音源が完成されたら絶対に化けると思っていたのでゲームでイベント楽曲になった際は思った通りの素晴らしい楽曲になっていました。
初披露でこの曲は厳しいですよ。
逆に何度か披露されて成熟されたSecret Daybreakを聴きたいのでもっとやってほしいですw

ユニット曲と言えばバベルも中々やってくれましたね。
ラスサビからしき君とことみんが絡む絡むw
手を繋いだと思ったら背中合わせでことみんがしき君に頭を預ける。
最後は目算でも10cmないんじゃないかというくらいまで顔を近づける。
歓声というより女性Pの歓喜の悲鳴が凄かったですw

そんな中私は『あーなるほど、バベルでキマシタワーが建設されたのかー』なんて考えてました。
その後がSecret Daybreakなので途中から『キマシタワーに女神が舞い降りた』とか
次のNeedle Lightではイントロから『メガミがメガネになった』とか考えてたのは謝罪案件です。

名古屋ではゲストとしてナターリア役の生田輝、遊佐こずえ役の花谷麻妃さんが総選挙楽曲の『夢をのぞいたら』を披露してくれました。
楽曲の雰囲気もあるのですが私はここで少し泣いてしまったんですね。
というのも、ナターリアは最初期からいるキャラで個人的にも声が付いてほしいと思っていたキャラだったので、そのナターリアが歌っていると考えた時に4thでちっすーが歌った時の事がフラッシュバックしたからなんです。
MCでもナターリアが特に好きであると昔から公言していたのじょさんが涙を流す場面がありました。
2日目の最後の生田さんの挨拶で『8年も待ってくれていた』といった話の際、のじょさんは泣き崩れたとの話も聞きました。

あの時の感情はまさに4thで私が感じた感情と同じだったと思います。
「担当に声が付く」
これは破壊力が凄いんです。

私は以前から今声が付いてないキャラの担当の人は今の現状を悲観的に見ないで欲しいと思っています。
確かに声が有る無しによる差は感じてしまいますが、先延ばしにされる程声が付いた時の感動は増します。
だからあえて運営がより大きな感動を残してくれてると考えて欲しいなと思っているんです。

担当キャラに声が付いてる奴が言うと
「上から目線でなに言ってんだ」
って言われる事もありますが、正直な話をすれば私は松永涼に声が付く可能性は低いんだろうなと思っていました。
SRも無い時代長かったですし、レアですら再登場が8ヶ月以上のスパンでチカラは入れてはいないなって感じてたくらいです。

でもアニメで声が付いたんです。
正直これは松永Pにとっても意外だったんです。
総選挙で50位以内に入った事は今も含めありませんでしたし、話題にも上がった事はほとんどありませんでしたから。
マイナス的な考えは多分にありましたが、それでも松永P続けてて良かったなってシンデレラガールズの運営は思わせてくれました。
そう感じさせてくれるコンテンツだからこそ、今声が付いてないキャラが担当でも諦めないで悲観的にならないで続けて欲しいなと常々思っているわけです。
今回生田さんと花谷さんが出てくれたことでよりこの考えが強くなりました。

しかし、私は総選挙欲にことごとく泣かされてますねw
3rd以降全部総選挙曲に泣かされてますw


さて、名古屋公演と言えばやはりここは外せないでしょう。
後半の『リトルリドル』、『スパイスパラダイス』、『無重力シャトル』のラッシュの後にアイマスでは聴き馴染みのない音が流れたと思ったら中央からまさかの

DJ KOO登場
 

そのまま1mmも話の出ていなかった『EZ DO DANCE』のカバーが披露されます。


いやいや、まてまて。
確かに無重力シャトルを歌ったタイミングが少し早いとは思っていたけどまさかTRF歌うなんて思わないでしょ。
しかもDJ KOOってご本人登場も予想の斜め上すぎてもう。


堪らずサイリウム仕舞って徒手空拳で挑みました。
こんなのぶち上るにきまってるじゃないですかw

そして次がDJ KOOのパフォーマンスも込みの『Yes! Party Time!!』
Yes! Party Time!!はド頭に来ると予想していたのですが、KOOさん来るならラストですわね。
妙に納得しましたw

KOOさんの凄いところは初日にコールに被ってラップを入れていた場面で2日目に修正して入れないようにしていてくれたところですよ。
曲に合わせて即座に修正してくれているんです。

初日、2日目共に『Stage Bye Stage』を最後に一旦キャストは退場し、会場ではアンコールが始まります。
幕張と同様に着替えが入ると予想していたのでここでの時間も長めになると思っていましたが、名古屋ではダンスアレンジした楽曲と共にダンサーが会場を沸かせてくれました。
初日はDJぴにゃがセンターに立って沸かせてくれましたが、2日目はKOOさんが立ってパフォーマンスしてくれたんです。
後半はTRFのメドレーまで使ってくれてもう盛り上がる盛り上がる。
私はTRFの世代ではないのですが、流石に楽曲はどれも知っているので非常に楽しかったです。

ここまで見てきて名古屋公演はダンサーの貢献度が凄いと感じました。
ダンスを前提としたものだけにダンサーを目立たせる構成になっていたのが個人的には良かったと思います。
そしてそのお礼というか労いというべきか。
日本を代表するDJであるDJ KOOさんのパフォーマンスでダンスが出来る。
ダンサーとしてやっててこれ以上の報酬があるでしょうか。

個人的にはKOOさんのパフォーマンス中に満面の笑みで絡んでた2人が特に印象的でした。
(名前覚えてないのが申し訳ないです) 

アイマスにおいてダンサーも重要な立ち位置になったと感じた瞬間でもあります。
2014年から観に行っていますが、その時からずっと出てくれている娘もいますし。


今回の名古屋公演はDJ KOOさんのインパクトが特に強い公演であったとは思いますが、全体を通してみればそれに留まらない見どころも多々あったと思います。
初披露されたソロ曲やユニットの楽曲は勿論。
初登壇した演者、U149の単行本に収録される佐々木千枝のオリジナルソロ曲、サプライズでボイス実装が発表された的場梨沙、CM発売が決定した藤原肇、夢見りあむ、早坂美玲
ナターリア、こずえちゃん、千枝ちゃん、梨沙、肇、りあむ、美玲の担当Pには衝撃が凄かったと思います。
特に梨沙のサプライズは驚きました。
キャラクターのパートナーともいえる晴役のこいっちゃんなんかは泣いていましたね。

私は当初、担当がいないライブが久々だったので『個人的な感覚として幕張を超えるかが見ものだ』などと生意気なことを考えていました。
終わってみて感じたのは十分以上のライブだったという事です。
感動の面はやはり担当ということもありミス・フォーチュンがいた幕張に軍配が上がります。

しかし、その他は甲乙付け難い公演でした。
コンセプトの違いがしっかり出ていたのもありますが個人的には
・幕張は楽しさと感動
・名古屋は楽しさと驚き
こんなライブだったと思っています。

ここに担当補正も加われば名古屋公演の方が上という方も勿論いて当然です。
というか、ナターリア、こずえちゃんの担当Pは正にでしょうね。

次の大阪公演ではもう一人の担当である松永涼役のちっすーがいます。
どんな景色を見せてくれるのか。
今から非常に楽しみですね。

それでは、今回の感想はこんなところで。
ここまでお読みいただきありがとうございました。