長男がクラスメイトからされたことは

明らかなイジメとまでは

言えなかったのかも知れません



よく言う「イジり」



でもこれってやった方に

都合のいい言葉だと思いませんか?



これくらいで不登校になるなんて

思いもしなかった



そんな言葉が聞こえてきそうです



同じ出来事に遭っても

頑張って学校へ行く子はいるでしょう



これくらいで不登校になるなんて

弱すぎる

そう言う人もいるでしょう



しかし長男の心の傷は

私たちが思う以上にずっとずっと

深かったのだろうと思います





海外では、いじめへの対応は

加害者側へ行われるそうです



加害者本人やその親に

カウンセリングを受けさせたり

場合によっては退学もあるようです



日本でも私立の学校では

退学になるところもあるようですね



しかしまだまだ日本では

被害者生徒が

学校へ通えなくなっても

加害者生徒へは指導だけで

終わっている場合が

多いのではないでしょうか?



未だに学校の対応の悪さや

変わらない隠蔽体質には

呆れると同時に

当事者としては怒りと

もどかしい気持ちになります



けれど、いずれにしても

被害を受けた本人が声をあげて

表に出さなければ

対応の仕様がありません



思春期真っ只中の

とっても難しい時期



声をあげることで

さらにいじめが酷くなるのを恐れたり

これくらいで

学校へ行けなくなるなんて

自分は弱いやつだって

自分を攻めたり



大人からしたら、そんなことないよ

大丈夫だよって思う事でも

子供たちにとっては

そんな簡単なことではない



だから言えない子供も沢山いる



不登校って

原因がひとつだけとは限らず

いくつもの原因がからみ合って

とっても複雑だと感じます