クリスマスなんて大嫌い‼︎なんちゃって | 宮寺ブログ

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『クリスマスなんて大嫌い‼︎なんちゃって』という曲がありますけども。クレイジーケンバンドのね。聴きながら宮寺は『冬がはじまるよ』を思い出すわけ。クリスマスなんて大嫌い‼︎なんちゃっては、トホホな思い出めちゃくちゃあるからクリスマスなんて大嫌い→でもちょっぴり期待をこめて君にメッセージを送る→クリスマスナイトに君とふたりきり、愛し愛されたいんだ→ハレルヤクリスマス、という感じの1番なのよ。そんで2番が、サンタクロースも大嫌い→いじけて固まるぼくは雪だるま→だけどちゃっかり美味しくて抜群の夜景が見えるレストランを予約してある→男には決めどきがある、それは今夜→もう脇役じゃない→木枯らしも逃げるほど今夜愛し愛されたい→ハレルヤクリスマス、という歌。もうさ、やめてくれよって思っちゃうわけ。ケンさんまでそんなこと言うのやめてくれよ。クリスマス前にメッセージ送る相手がいて抜群の夜景が見えるレストラン予約して、それを「もう脇役じゃない」なんて言わないでくれよ。そりゃあね、メッセージの返事が良かったのか悪かったのかは明言されてませんよ。2番の始めで「いじけて固まる僕は雪だるま」と言ってるし、もしかしたらメッセージの返事は良い内容じゃなかったのかもしれない。でも美味しくて夜景の見えるレストランで〝決めどき〟を迎える程度の関係ではあるんじゃないのかと。いいやわからんぞ、告白をそのレストランでするってだけで、別にプロポーズするなんて言ってない。まだなにも始まっていないけど始まるといいな、という希望を込めた曲なのかもしれん。けどさ、やめてよ。そんなクリスマスの日を迎えるから「もう脇役じゃない」なんてさ、やめてよ。それ以外は脇役だってことじゃん。…やめてよ。ここで冒頭にも書いたけど、天下の槇原敬之先生の名曲『冬がはじまるよ』もそうなのよ。散々彼女の可愛らしい仕草や振る舞いについて歌って、少しだけとる予定の冬休みに彼女と一緒に旅行計画して、「去年のクリスマスはケーキを売ってたけど、今年のぼくには怖いものはなにもない!」って歌って、サビに行くんだけどさ、…やめてよ。恋人との予定もなくケーキを売るバイトしてる人は脆く弱い人間で、恋人と過ごすクリスマスをこれから迎える人は怖いものなしなんて、天下の槇原敬之が歌わないでよ。やめてよの言い方は、「ふっざけんなよ😡」というニュアンスじゃなくて、弱々しい微笑みを浮かべながら「…やめてよ🙂」と諭すニュアンスで読んで。やめてよケンさん。脇役どころか背景として生きてる人間もいるんだよ。必死で生きてるんだよ。そもそもそこまで好きな人とのやりとりある状態でクリスマスなんて大嫌い‼︎なんて言うな。クリスマスなんて大嫌い‼︎なんて言わないよ絶対って言え。