こんにちは!
福岡の染色工房someruです。
今年の二番狩りの藍の生葉にて、シルクストールを染めました。
一番狩りと同じく、祖母の庭から収穫したタデ藍の生葉を、これもまた祖母宅の井戸水を使って染めました。
一番狩りよりも、青味が強くなっていたように感じます。
素手で染めていますが、今回のほうが爪が青くなり、かつ色が取れません・・・
収穫している際に、花をつけているタデ藍を祖母が発見しました。
開花時期について調べてみると、開花時期は8月~10月となっています。
祖母の庭先で地球温暖化を痛感しました。
今回染めたシルクスカーフがこちら。
草木染めならでは優しい色合いになりました。
まさに今年のトレンドカラーの「大人のペパーミントグリーン」です。
今回の染めを通して、藍の生葉染めでの染色回数や酸化方法などさらに研究すべき課題があることを感じました。
染めの世界は奥深く、「これでよい」という終わりはないといつも感じています。
タデ藍の生葉染めは花がつく前の葉がよいとされています。
ぜひとも、今年はあと1回は染めたいと思っています。