日本の経済再生のためになにをめざすか ; その政治的選択
日本再生のための「プランB」兪 炳匡では世界の経済ブロック1) 北米経済ブロック : 米国,カナダ, メキシコ2) EU3) 中国(一帯一路)ブロックに対して,現在の日本は4) 北東アジア経済共同体(NEACE)を 日本,韓国, 台湾の3カ国を中心に作るべきであると主張されている。その現状認識と提案には賛成できる。日本の経済再生で注力すべき方向のプランとして「プランA」というのは,AI産業,バイオ産業,金融 などでこれまで通り世界に追いつこうとする, 勝ちを増やそうとするプランで輸出と企業の設備投資の増加を通じてGDP増大を目指す。これに対し,「プランB」というのは「地方(ないしは国内)から東京(ないし国外)への富の流出を減らす」ことと内需の拡大(特に家計消費の増大) を目指す。プランAが目指すのは,利潤率と株主配当の最大化,プランBが目指すのは「将来生き残る産業・職種における安定した雇用創出」と「実質賃金(ないし生活水準)の向上」の最大化である。そのための政策として,3つの政策提言がされている :1) 予防医療教育 関連職 の 雇用を大規模に創出する2) 雇用は 営利企業ではなく地方自治体ないし地元のNPOが提供すべき3)北東アジア経済共同体創設の準備をあらゆるぶんやですすめるこれにも異論はないけれど地方に,芸術,科学 の 特定の分野におけるセンターを分散して拠点としてつくり活性化をはかるのがよいとおもう。プラン A のかわりにプランB を考えるのではなく国土強靭化のための公共投資のプランをプラン Aとしてプラン A と プラン B を並行して行うことが重要だと思う。プラン A は 気候変動や 災害にそなえるとともにエネルギー,食料 安全保証の 観点をふまえて行うものでなければならないDX なども この観点から推進する。もう一つ,プラン B が踏まえなければならないのはその外政部門である,北東アジア経済共同体と米, 中, EU, ロシア,東南アジア,との経済文化関係の構築であるEU と 東南 アジアの 諸国の中には,日本との文化経済関係が推進しやすい,いわゆる親日的と言われる,スイス,北欧, インドネシアマレーシアなどがあり,これらの諸国から経済文化的交流を推進するのが可い。ロシア 中国とは,政治体制が異なることを踏まえて米国と共に経済的共存関係をふかめていくのがよい。= 続く==