エボやインプに採用されているブレンボキャリパー。。

こんな事にはなっていませんか?



この画像はエボのキャリパーなんだけど、インプのがここまでなってるのは見ないですよね。
エボの場合、赤いキャリパーの光沢を出すためにインプと違ってめっちゃ厚めのクリアー塗装がしてあって、それがブレーキの熱で赤い塗装が変化してしまってクリアーが剥離してしまうんです。



しかし、この画像のキャリパーの塗装は別の問題!



ブレーキのエア抜きをした際、フルードが塗装の間に侵食していってしまい、フルードの攻撃成分が水で溶け落ちるまで侵食を続けてしまうんです。


対策としては、エア抜き直後にキャリパーをよ~く水洗いをする。

これしかありません。

ブレーキクリーナーって物もありますが、あくまでブレーキクリーナーはフルードを飛ばす液体。

はじかれた後、どこかには必ず残ってしまいます。


今のところ一番良い方法は、っていうと・・・


フルード自体が油性では無く水性なので、水洗いで十分に希釈分散させ、仕上げにブレーキクリーナーで飛ばすのがベストなんです。(あくまで、私個人の見解)

それでも、熱でクリアーが剥離しかかっているキャリパーはどうしてもブリーダー部分から侵食が始まってしまいます。
これは、ブリーダーのネジ部分には塗装が無いので、そのキワ部分から赤塗装とクリアーの境目に入り込んでしまうんです。

なるべくならないようにするには、どうしても水洗いが不可欠。。

スチームだと、水圧で余計に剥がれてしまう可能性があるので、水道のホースでパシャパシャ洗うのがいちばん手軽で効果的かな・・


君のエボは大丈夫?


明日朝起きたら、早速キャリパーの水洗い、しといたほうが良いのでは?・・・・・・