適齢期を過ぎた頃から、母親から
「早く結婚しなさい」
と、言われた
その頃、実家住まいの私は、
親戚が家に来るたびに、そんな感じの話題になり
お盆に両親の実家に帰省した際にも、またその話題
はっきりいって、耳にタコ
その話題を振られるたびに、
露骨にイヤな顔をしていたと思う
周りに言うと、
「まだ言われるだけマシだよ
ある程度の年齢に行くと、逆に触れたらいけない言葉のように、
『結婚』って言葉さえ出なくなるよ」
ま~ そう言われればそうなんだけど、
現実は、毎回 呪文のように言われるその言葉が、はっきりいって不愉快だった
その頃は、旦那とも出会っていなかったし、
結婚のケの字も私には、なかったからかもしれない
母親に言われるたびに、
「そんなに言うなら結婚してもいいけど 誰でもいいんだね
そこら辺にいる独身男性と結婚するから」
っと、啖呵を切っていた私。。。。
いい歳になったけど、短気な性格はしばらく、
イヤ 一生治らないと思う
自分でもわかっていたんです、
「結婚しなくちゃ」って
周りの友達は、み~んな結婚済み
未婚者は、私だけ
しまいには、妹にも先を越された、
おね~ちゃん(私)
親が心配する気持ちも分かります
でもさ こればっかりは、本人の意欲&気持ちだけでは、
どうにもならないんだよね
でも、その頃の私って結婚願望が薄かった
そりゃー 結婚には憧れますが、
結婚すると、色々なしがらみがあると思うし、
今まで、独身で自由を謳歌してきた私、
仕事が休みの日は、のんびりとお昼頃ベッドでまったりしながら、ゴロゴロしていたいし、
大好きな、ネットゲーム三昧もしていたい、
(かなりだらしない性格)
束縛されるのがイヤだし、
何より、家事全般が苦手な私としては、
毎日、旦那のために家事をする自信がないんだよね・・・
しかも、親戚付き合いや人当たりがよくない私だから、
他人とうまくやっていけるのか
という、マイナスな事しか、浮かばなかった
世間体や、年齢的な事を全く無視できる勇気と鈍感力(使い方間違っている)があれば、
きっと、一生結婚しないで、いたかもしれない
でも、そういう勇気もなければ、世間の圧力(周りの人達の)に耐える力もない
とりあえず、いずれは誰かいい人が現れるだろう、
と、気長に待つ事にした
と言っても、私の職場&友達関係からは、
いい人を紹介してもらえる気配は、全くない
男っ気がまったくなし、の生活をしていました